プライスボード 

From:関谷はやと


郊外の幹線道路を走っていると、
広い敷地に数百台規模の展示車を並べた
中古車販売店が立地している光景を
見たことがあると思います。

実際、購入を検討している人なら、
『プライスボード』に掲げられた表示価格が、
真っ先に目に入ってくるんじゃないかと・・

ちなみに、、
プライスボードへの価格表示方法は、
中古車の公正な取引を指導している
『自動車公正取引協議会(自動車公取協)』
という機関により、
『総額表示』することが決められています。

ただ実際には、
車両本体価格に消費税を加えただけの、
いわゆる『税込み価格』が自動車公取協のいう
総額表示として定義されているので、

実際に購入する場合には、
プライスボードに表示された価格以外に
名義変更のための費用や、
車の点検整備費用や自動車税といった
『その他諸々の費用』が追加されるので、
当然ながら、表示価格より金額が高くなります。

ここがユーザーに伝わりにくい所なので、
『あっ!?あの車、手頃な価格じゃん!』
なんて思ってプライスボードに近づいてみると、
実はその横に『その他諸々の費用』が
小さく書かれていて、そのうえ意外と高かった・・
なんて話をユーザーから聞くことも多いです・・

しかも、
ここ数年ほど前から一部の業者が、
『その他諸々の費用』とは別に、
将来発生する、あるいは場合によって
必要となってくる『メンテナンス』に対して、
『メンテナンス・パッケージ費用』とか、
『購入後の保証期間を延長する費用』とか
『ボディーコーティング費用』といった費用を
契約しないと販売できません!
みたいなやり方をする所が現れたんですよ。

まあ、どれも車にとっては悪い物じゃないので、
ユーザーにお勧めすること自体は
別に何の問題もないんですけど・・

ただ問題は、
遠目では安い価格を見せて誘い込んでおいて、
いざお客さんが買いに来たら、実は!?
みたいな販売方法が、ユーザーから見ると
『だまし討ち』のように感じてしまうんですよね〜

こうした現状から、
いま自動車公取協が検討しているのが、
販売時に必要なすべての費用を含んだ
中古車価格を全面に表示することを義務化する、
という、さらにもう一歩踏み込んだものです。

中古車というのは、
同じ年式、同じモデルであっても
1台ごとに品質が異なるという特徴があるため、

より透明性のある価格を表示して、
ユーザーからの信頼を得ることで、
初めて安心して買ってもらえる商品だ、
というのを忘れちゃいけないと・・
お店側の姿勢が問われるテーマですね。

関谷はやと

 
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