サンマ、秋刀魚　

From：関谷はやと

昨日、会社の展示場スペースを歩いていると、
『キンモクセイ』の香りが漂ってきました・・

僕が住んでいる松山でも、
ようやく秋らしくなってきたようです。

しかし・・

今年はコロナウィルスの影響もあって、
例年１０月７日に行われていた
秋祭りの『みこし興行』も中止となり、
全体的なムードは、どうしても
季節感に欠けた印象がしますね〜

しかも！
ちょっと話が飛びますが、今年は
秋の味覚『サンマ』が不漁とのことで、

つい先日のニュースでも、

岩手県の釜石では
今年初水揚げされたサンマの量が、
昨年の２割ほどしか獲れなかったらしく、

そのせいで、魚市場での卸売り価格も、
昨年の２倍近くにハネ上がって、
１キロ当たり１３００〜１４５０円
（約６〜７尾、１尾当たり約２００円）

これがスーパーの店頭に並ぶと、
流通経費が上乗せされるので
１尾で６〜８００円にもなるんです！（驚）

ただ、不漁といっても、
９月・１０月に入ってからのことなんで、
まだこの価格で済んでるんですけど、

漁法によって解禁日が異なりますが、
７〜８月頃に北海道で
初水揚げされたサンマなんて、
さっきお話しした価格の３０倍近くにもなる
１キロ当たり４万円を超えたそうです！（恐）

そしてこれが地元の店頭価格で
１尾あたり、なんと６０００円・・
とてもじゃないですけど食べれません（泣）

さらに
このサンマたちが東京・豊洲市場に
運ばれた結果、一体いくらになったのか？

興味本位だろうが、
ゲスの勘繰り（かんぐり）と言われようが、
もう、ここまでいったら、
僕も最後まで調べてお話ししますよ！（笑）

なんと、
たった１キロのサンマが１０万円！
１尾当たりでも１万２５００円
（１キロで８尾の計算）
一体どんな人の口に運ばれたんでしょうね・・

ただ、、
気候もようやく涼しくなったおかげで、
サンマが日本の近くに寄って来たのか、

大漁とまでは行かないまでも、
漁獲量もぼつぼつと安定し始め、
現在では、１尾あたり３５０円ほど
（東京価格）となっているようです。

聞いたところによると、
サンマのような回遊魚って、

気候の影響も当然あるでしょうが、
生態系全体から見ると、
数年とか十数年といった
比較的長いサイクルで、その生息数も
増えたり減ったりしてるそうなんで、

そう考えると、
ちょうどここ数年が、サイクルの
下の方の波に当たったんでしょう。

まあ、サンマだけに限らず
こういった水産資源を、この先も、
おいしく食べ続けるためには、

食べる分だけしか獲らないようにすることと、
みんなが食べるからといって
獲り過ぎないことじゃないかと、
つくづく思いますね〜

関谷はやと

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