長年支えられてる理由 

From:関谷はやと

『YouTube』の中に
自動運転に関する、
ちょっと興味深い映像がありました。

それが、
アメリカのEVメーカー『テスラ』の
自動運転機能に『ある仕掛け』を使って、
意図的に誤認識させる実験です。

ちなみに、
今回の実験を行ったのは、
インターネットのセキュリティソフトを開発してる
『マカフィー』という会社で、
実際にどんなことをしたのかというと・・

テスラが自動運転のために採用している
『認識用カメラ』が
道路標識の表示速度を読み込んで、
スピードの制御に活かす方法を逆手にとって、
道路標識にある仕掛けをしたんですね。

その仕掛けというのが、
実際には『時速35マイル(約56キロ)』
と表示してある標識の『3』という数字の
折り返した部分を(ちょうど真ん中のところ)、
ビニールテープでわずかに延長しただけの
実に簡単な仕掛けだったんですが・・

なんとテスラに搭載されたカメラは、
この『3』を『8』だと誤認識してしまい、

その結果、
35マイルで加速を終えるはずのものが、
85マイルになるまで(136キロ!)
アクセルを踏み続けようとしたんです!恐

つまり、
高精度な認識カメラのはずが、
たったのビニールテープひとつで、
まんまと騙された(ハッキングされた)訳です。

わずか30秒ほどの映像でしたが、
スピードメーターが一気に上がっていく様は
ある種の恐怖感さえ覚えましたよ。

ちなみに、
マカフィーがこの実験結果を
テスラとカメラメーカーに伝えたことで、
誤認識をしてしまう車は、
出始めの初期型モデル(2016年)
だけに限られてるそうですが、、

僕が興味を持ったのは、
自動運転用の認識カメラに
誤認識するおそれが見つかったことよりも、

この実験を、マカフィーという
インターネットセキュリティを
専門とする企業が行ったことでした。

というのも、僕の感覚だと
道路標識に手を加えるような実験なんて、
インターネットセキュリティをやってる企業よりも

実際にカメラやセンサーを開発したり
製品を作ってる企業が取り組んでるもの、
とばかりに考えてたので・・

変化スピードの激しい
インターネットセキュリティの世界で、
老舗であるマカフィーのソフトウェアが、
今でも多くのユーザーに使われてる理由は、

もしかすると、
僕たち人間が見逃したり
過信してしまいがちな『エラー』に対して

こういった、
どちらかといえばアナログな実験を重ね
1つひとつ地道に追究しているから、
なのかも知れませんね〜

マカフィーおそるべし、です!

関谷はやと

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