何で、みんなEVに注目するの? 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

軽自動車メーカーのスズキが、

2020年にインドで、
電気自動車(以下EV)を販売するため、

現地にバッテリー工場を建設し、
量産の準備を進めているそうです・・

ついにインドでもEVが走るようになるんですね〜

ところで、

インドに限らず中国、中南米・アフリカなどの、

いわゆる『新興国』と呼ばれている国や地域は、

良い悪いというのは別にして、

環境対策よりも経済発展を優先する傾向があります。

そのせいで大気汚染がすさまじく、、

原因は生産活動による工場からの煙や、

人やモノの輸送活動による自動車の排気ガスなどで、

ニュース映像なんかを見てても、

どんよりと薄暗く曇った街中を、
マスク姿で歩いている人を目にします・・

そんな背景もあって、

それまでのエンジンだけ走っていた車が、

排気ガス中の有害成分をなるべく抑えた、

新しい仕組みのエンジンや、

エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド車、

そして電気モーターだけで走るEVに変わりました。

ちなみに、

そのEVの中には、
空気中にある水素を利用して発電し、
電気モーターで車を走らせる、
『燃料電池車』という種類もあります。

ところで、、いま新興国で走っている、
有害な排気ガスを大気中に出している、

どっちかと言えば『古いエンジン』の車と、

例えばハイブリッド車に搭載されている、

環境に優しいと言われてる

『新しい仕組みのエンジン』とは、

何が違ってると思いますか?

・・と、その前に、、

そもそもエンジンの燃料って、

ガソリンとかディーゼル軽油とか高圧ガスという、

いわゆる石油(化石燃料)が原料です。

でも石油って、

エンジンが新しくなったからといって、

それに合わせて新しくなった訳じゃありません

ただ、環境に優しい燃料にするために、
『添加剤』というものを混ぜることで、

以前の燃料より、
排気ガスの有害成分は減っていますが、

それでも石油は太古の昔から石油です・・

じゃあ、
日本国内を走っている車と、
新興国を走っている車のエンジンが、

それほどまでに性能が違うのか!?というと、

実は『それほどまで』じゃなくて・・

環境に優しいエンジンの本当の立役者は、

『触媒(しょくばい)』といって、

本来エンジンから直接排出されると、

有害な排気ガスになるのを、

そうさせずに、

『環境に優しくしてから』

大気中に排出する役目を負った重要な部品です。

ちなみに『触媒』はエンジンと、

排気ガスの『排気音』を小さくする役割の、
『マフラー』と呼ばれる部品の間についています。

つまり、、

『エンジン→触媒→マフラー』の連係プレーで、

排気ガスをきれいにしているんですね〜

だったら・・新興国を走っている車には、

『触媒』がついてないのか?

というと、、ちゃんとついています。

じゃあ何で、

有害な排気ガスのまま大気中に出るの?

そう思いますよね。

実はここが『触媒』の欠点でして、、

『触媒』って・・暖まってないと、
排気ガスをきれいにできないんですね〜

つまり、
エンジンが完全に暖まった状態じゃないと、
触媒の効果が出ないんです。

なので、

新しい仕組みのエンジンというのは、
この『触媒』をいかに早く暖めるかを考えたり、

排気ガスの量そのものを減らすために、

より少ない燃料でエンジンが動くようにしたり、

色んなことの積み重ねで、

今のような、
『環境に優しいクルマ』にしているんです。

そういった背景から、

排気ガスを出さないEVが注目され始めたんですね〜

関谷はやと

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