新技術のために必要なこと 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

前回のメルマガで、

現在マツダが開発している、

新技術エンジンを紹介しましたが、

実はこのエンジン、
ガソリン車には『必須アイテム』と言っていいくらいの、

『点火プラグ』がついてないエンジンなんです。

とお話ししたところ・・

さらに、よ〜く調べてみると、

僕も認識違いをしていて、

正確にいうと、

従来からの『点火プラグの機能』を

必要としないエンジンで、

別の目的のために、

『点火プラグ』は残ってるそうです。

ところで、

いま世の中を走っているエンジン車を、

大きく分けると、

『ガソリン車』と『ディーゼル車』があり、

ガソリン車は『ガソリン』

ディーゼル車は『軽油』と、

それぞれに使っている『燃料』が違います。

また両方に特徴と得手不得手があって、

ガソリン車は、

軽自動車のような、
小さい排気量(660cc)の車でも、

高速で走らせることができます。

ただ、そのためには、
エンジンも高速回転で回す必要があり、
(1分間に3〜4000回転以上)

そういう高速回転でも、

エンジン内部の燃焼を確実にするために、
『点火プラグ』が必要なんです。

また、ディーゼル車は、

軽油の特性から、点火プラグがなくても、

条件が整えば『自然に着火』してくれます。

その上、

同じ排気量のガソリン車と比べると、

エンジンが低回転の状態からでも、

強い力を発生させることができます。

そのため、
荷物を運搬するトラックや、
たくさんの乗客を乗せるバスなど、

重いものを運ぶ車に使われています。

ただ、エンジンの構造上、

ガソリン車のような高速回転には不向きです。

このように、

ガソリン車は『力よりもスピード』
ディーゼル車は『スピードよりも力』

と得意分野が分かれているんですね〜

そこでマツダは、
『力とスピード』の両方を兼ね備えるため、

ガソリンを『自然に着火』させる方法を思いつきました。

それにより、

ディーゼル車のように低回転でも、

強い力を発生させることができ、

また元々ガソリン車なので、

そのまま高速回転も可能なエンジンとなりました。

今後、色んな自動車メーカーで、

同じような方法が採られると思います・・

しかし!!車って、

山道を走る人もいれば、

渋滞路ばかりノロノロと走る人もいて、

乗る人によって状況が違いますよね。

そのような状況で、

今回のマツダのエンジンが、

本来の性能を維持していくためには、

より繊細な『メンテナンス』が必要になります。

ちなみに、

エンジンのメンテナンスで、

最も重要なのが『オイル交換』です。

ということは、従来の車以上に、

『オイル交換』に気を配らないと、

マツダの新技術エンジンは、

本来の性能を発揮できません。

つまり、

マツダのエンジンに限らず、

これからの車には、

『オイル交換』をすることが、

ますます重要なメンテナンスとなるんですね。

関谷はやと

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