今度は牛が・・ 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

昨日のメルマガで競争馬の話題、

『日本ダービー』の話しをしましたが、

今回、何ともタイミング良く、

その日の夕方のニュースで、

『牛が逃げた!』という話題が・・

しかも、

その牛というのが、
牧場にいる『乳牛』や『肉牛』じゃなくて、

なんと『闘牛!?』だったんです。

実は僕の地元愛媛県の南部地域の、

宇和島市(うわじま)という所では、

牛の角を突き合わせる『闘牛』が、

伝統行事として
400年近くも続いている地域なんです。

そのことが、

宇和島闘牛のホームページ(あるんです!)に書かれてあり、

それによると、

『17世紀後半頃、
宇和海を漂流していたオランダ船を

地元漁民が救助(?)したところ、
お礼に2頭の牛を贈られ、

その牛がたまたま角を突き合わせて、

格闘し始めたことから・・』

と解説されています。

17世紀後半に、、オランダ船とは・・

南蛮貿易の船か、

はたまた当時禁止されていたはずの、

『キリスト教』を、
こっそり布教しようとしていたためか・・

またそれ以降、

『闘牛ブーム』が巻き起こったのが原因で、、

牛の取引相場が高騰した、

という記録もあるそうです。

つまり『牛』という商品に、

農耕用や食用以外の
『価値』を付けることによって、

牛への需要が高まり価格が上がるという、

現代にも通用するマーケティング手法です。

南蛮人恐るべしですね。

とまあ、、

色んな想像力を掻き立てられますが、、

とにかく、

その後は庶民の娯楽へと落ち着きました。

その牛が、闘牛場から逃走したんです・・

というのも、

今年愛媛県では国体が開催されることから、

『えひめ国体開催記念場所』という場所名で、

大相撲夏場所の千秋楽と合わせた昨日、

闘牛が開催されたんですが、

そのあとトラックに乗せて、

連れて帰ろうとした所の出来事だったそうです。

ちなみに、

今回逃走した『闘牛』の牛は、

体重がなんと800kg!!

しかも闘牛用のトレーニングを受けて、

頭と首回りが強化されているので、

バッファローのようにデカいんです・・

しかし、

こんなのが街中をウロウロしていたら、

正直ビビりますよね・・

また逃走した牛は近くで発見されましたが、

(たぶん)試合後だったことと、

パトカーに取り囲まれ、
じわじわと追い詰められたことから、

一時は興奮状態だったそうです。

『手負いの闘牛』とは・・

僕も以前、

この地域の国道を仕事で走っていたとき、

国道沿いに、

『牛主(闘牛のオーナー)』さんの飼育場があり、

天気の良い日には、

飼育場の大きな木に繋がれた、

『闘牛』を車窓から間近に見ることが出来ました。

佇まいだけでもすごい迫力です。

そして、

この闘牛を何度か見ているうちに、

田舎の村に元気な子供が授かり、

家族を挙げて可愛がっている様子と、

この闘牛が、牛主から

愛着を持って育てられている姿とが重なり、

『太郎』と勝手に名づけて、

その場所を通るのを楽しみにしていました。

ある時一度だけ、

思い立って車から降りて、

『太郎』に近づき

写真に収めようとしたことがあります。

写真を撮ろうと見知らぬ僕が近づいても、

少しも動じることなく堂々とした姿に、

『風格』さえ感じられました。

『きっと太郎は横綱に違いない』

そう勝手に決めつける僕は、

いつしか

『太郎』のファンになってたんでしょうね(笑)

今回逃走した牛が、

『太郎』かどうかは分かりませんが、

闘牛場のスタッフによって、

無事に連れて帰られたとのことです。

ただ、このニュースを聞いたときも、

バツが悪そうな『太郎』が、

少しうなだれて綱に引かれている姿を想像しました。

もちろん『風格』を備えた太郎なんで、

引かれている綱も、

駄々をこねて綱を引っ張るんじゃなく、

程よく緩んでいたはずでしょう・・(笑)

関谷はやと

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