ギリギリまで我慢 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

世の中にたくさんある、

ギリギリまで我慢するストーリー・・

忠臣蔵に始まって、

水戸黄門シリーズ、

さらには高倉健さんの任侠映画シリーズと、

数え上げたら結構な数です。

また海外には、

ブルース・リーをはじめとした、
ハリウッドや香港ものの
アクション映画があったり、

最近のテレビドラマだと、

『倍返しや!!』
みたいなのもありましたね。

しかし、

どうして僕たちは、こうも、

『ギリギリまで我慢する』という、

ストーリーに惹かれるんでしょうか?

という訳で、

今回は僕たち人間が持っている、

『怒りの感情』とか、

奥底深い『潜在意識』に
スポットを当ててみます・・

ところで、

さっき例に挙げたストーリーの場合、

大抵のものが最後になって、

『立場が逆転』したり、

『仇討ち』したりしていますよね。

これが最初から、
立場が逆転してたり、

すぐ仇討ちしてたとしたら・・

今までの感情とは逆に、

『何もそこまでしなくても・・』と、

いわゆる『相手役・悪役』に対して、

同情すらしてしまうはずです。

なので、
ストーリーの展開上、

最後に逆転劇が待っていたり、

あだ討ちが最後になっているんですね・・

実はこれ、展開つまり、

この場合は『時間の経過』が、

僕たちが持っている、

『怒りの感情』をコントロールしている、

重要な要素だということが分かります。

同じストーリーのはずなのに、

人間の感情って、

時間の経過だけで正反対になるなんて、

不思議ですね・・

さて、

これがビジネスにおいては、

『苦情・クレーム』が発生した時などに、
『怒りの感情』が最もよく表れます。

例えば、、

『約束した日にちに商品が届かない』とか、

(手違いで)
『注文したのと違う商品が届いた』など、

日常よく聞く『苦情・クレーム』です。

これなんかは典型的なもので、

相手に事情を伝えるのが遅くなればなるほど、

つまり時間が経過するとともに、

相手の感情の中に芽生えた、

『怒りの感情』ばかりが増幅され、

ついには、

こちらは(ギリギリまで我慢していたのに)

『何で言葉がないんじゃあ!!』となり、

あとは、さっき話した、
僕たちが大好きなストーリーのような、

『痛快な!?展開』になる訳です。

今ここで、こうして読んでいると、

笑ってしまうような内容ですよね・・

もちろんあなたなら、

こんな場合どうすれば、

『痛快な展開』にならずに済むか、

お分かりだと思います・・

そうです、
『まず伝える』『すぐ伝える』ですよね・・

そうすることで、
少なくとも今の時点より、

事態が悪化しないようにすることが可能になります。

でも・・そうは言っても、、

怒られたり、契約を打ち切られたり、
返金を要求されたり・・と、

この先起こりそうな、
いろんな展開を想像してしまって・・

中々伝えられない気持ちになるのも事実です。

じゃあ、勇気を出して、

『それが出来る人とできない人』

『できる時とできない時』

この違いって、

一体どこに何があるんでしょうか?

それは誰もが持っている、

『潜在意識』の中にあるんです。

もし、あなたが相手に対して、

先ほどのような、
『苦情・クレーム』を起こしてしまったとしても、

その時あなたの中の『潜在意識』が、

『何とかなる、大丈夫だ』

となっていれば、

すぐに相手に伝えることができ、
必ず事態は好転するはずです。

ここからは、

僕の出会った人たちを見てて思ったことですが・・

『潜在意識』って、
自分が元々持っている性格とかじゃなく、

経験や訓練を重ねていくことから、

『鍛えることができる』というか、
自分自身で望んだ通りになります。

事実、年を重ねるごとに、
少々のことでは動じなくなった。

という人が多いのも、

年齢を重ねていくうち、

知らず知らずの間に、
『潜在意識』が鍛えられているからこそです。

また、さっきとは反対に、

『苦情・クレーム』ともいえる嫌なことを、
相手からされた時にも、

必要以上に激高することも無く、

それよりも、

『苦情・クレーム』を通じて、
相手とより深いコミュニケーションを
取ることができるようになるかも知れません・・

『ギリギリまで我慢』するのは、

ストーリーの中だけでいいんです(笑)

最近、年齢に比べて元気な人に出会うたび、

『この人のように歳を重ねたいな・・』

そう思うようになりました。

その反対に、

『すぐキレる老人』にはなりたくないな、

とも思います・・

関谷はやと

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