懐かしのミシン 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

お客様の車の助手席シートの上に、

『ぞうきん』と書いた100均のパッケージに、
真新しい雑巾が入っていました。

その雑巾の縁には『〇ねん〇くみ・なまえ』のラベルが、、

そうなんです。

学校に通う子供さんのいる家庭向けに、
この雑巾が100均で売ってたんですね・・

今まで気づきませんでした。

僕がいつも行く100均で買い物をしてても、
文具や雑貨など、自分で使うものしか探しません。

たしかに、
僕が小学生の頃も同様に、
学校での掃除用に雑巾を持って行ってました。

でも・・
ほとんどが、古くなったタオルを利用して、
各家庭で手作りしてました。

手縫い、あるいはミシンで縫います。

当時は手作りの助っ人として、
『ミシン』を持っている家庭も多かったですね。

なぜかというと、

その当時の衣料品って、
どちらかといえば、
物価に対して高い部類の物でした。

今のような輸入品もありましたが、
為替の影響もあって、
それほど割安ではないので、

服なども、凝ったつくりのものでなければ、
普通に手作りしている家庭がほとんでした。

僕も学校に持っていく雑巾は、
母親にミシンで縫ってもらってました。

僕たちが小学校の頃の、
家庭科の授業では、

足踏み式で動くミシンで縫い物をしてましたが、

縫う作業そっちのけで、
ミシン本体の構造に興味が行ってしまい、
全く縫い物にならなかった記憶があります(笑)

足踏みのリズムと、
手で布を送るリズムを合わすのが難しかったです。

話を雑巾に戻します・・

現在ミシンがある家庭って、

仕事や趣味でミシンを使ってる人か、
ミシンを扱う技術のある人でしょうか・・

今では衣料品が、
安く買えるようになったこともあって、

わざわざミシンで縫うことをしなくなりました。

当然多くの家庭にあったミシンも、

あまり使われなくなりました。

そういった環境で育った子供は、
最初からミシンの存在すら気にしません。

良いとか悪いじゃなく、時代の流れのことです。

これを車に当てはめてみると、

僕にとっては、ゾッとするような光景です。

でも、もうすでに、、
公共交通機関が発達した都会では、

そんな光景になっています。

今のところ、
松山のような地方都市では、
そうなってはいませんが将来は・・

と、僕もこんな風に、
将来のことを悲観してたんですけど、

しかし、
良く考えたら、これからの年齢構成と、
地方都市の人口減少って、

公共交通機関よりも、
自家用車の方に有利にはたらくかも知れないな、

そう思うようになりました。

なぜなら、
利用者の絶対数が少ない公共交通機関は、
必ず衰退します。

高齢化と人口減少=電車・バスを利用する、
というのが、これまでの常識でした。

しかし!!

これからの車は、
テクノロジーが運転支援をしてくれます。
つまり自動運転技術の発達です。

こうなると、
僕が子供の頃、
各家庭にあったミシンと同じように、

たとえ自分で、
車を運転する能力が衰えたとしても、

自動運転の車なら乗れるようになります。

そして、
自動運転の車を持てない家庭でも、

カーシェアという仕組みを使って、
共同保有するということも可能です。

今朝は、助手席の雑巾のおかげで、

また新しい気づきが得られました。

関谷はやと

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