やっちゃいけません! 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

このところ、
世界中の自動車メーカーが、
迷走しているとしか思えないような、

そんな状態が続いています。

ドイツのワーゲンが排気ガスデータを偽っていたり、
三菱自動車の燃費データも同様です。

そして今日の朝刊にも、
軽自動車で有名な『スズキ』も、
燃費試験を定められた方法で行っていなかった・・

ということで、
経営者が会見している様子が写っていました。

本当は良くないことなんですけど・・

こういった問題が、
いろんな業種で立て続けに起こるんで、

正直言うと、
もう見慣れてしまって、

「またか・・」みたいな感じです。

謝罪のシーンを見ていても、
いったい誰に向けて謝っているのか・・?

当然、その企業の商品を
信頼して買っていただいたお客様を
欺いたんですから、

お客様に向けて謝罪すべきところを、

なんか、
「すいません、バレてしまいました。もうしません」
と言っているように見えるのって、

僕だけじゃないはずです。。

批判だけなら、誰でもできるんで、

なぜ、
こんなことが起こり続けるのだろう・・

と、僕たち車業界に身を置く者も、
真剣に考えたいと思います・・

僕が思うには、

お客様と車を製造しているメーカーとの、
コミュニケーションが圧倒的に不足しているように思います。

たとえば、
製造メーカーには、
『カスタマー・サポート』のような窓口が、
設けられているんですけど、

ほとんどが、
地元のディーラーで対応しきれない内容を受け付ける、
苦情!?受付のような場になっています。

さまざまな問題を改善するための、
大切な部署ではあるんですが、

この対応だけをしてると、
苦情は出なくなるかもしれませんが、
全てにおいて、当たり障りのない車しか造れなくなってしまいます。

ところで先日、
インターネット上で、

車や建物、家具家電製品に至る、
世界中の優れたデザインを紹介しているサイトを見つけました。

たまたま、
ドイツの高級スポーツカーメーカーである
『ポルシェ』がアメリカに作っている、

お客様がポルシェと気軽に触れ合うことができる、
コミュニケーションセンターが掲載されていました。

そこへ行くと、
ポルシェの歴史、最新のポルシェに触れることができます。
またテストコースや旧型車を再生する工房も備えています。

つまりポルシェという車を通じて、
お客様との関わりを深めていこうという施設です。

日本でも、
トヨタが『トヨタ自動車博物館』を運営していますが、
それに近い感じです・・

でもこちらは入館料が必要ですけど・・(笑)

こんな風に、
お客様とのコミュニケーションを大切にしよう。

企業の規模に関わらず、
常にお客様の声を聞こうという姿勢です。

こういった姿勢の企業には、
造った車に、たとえ間違いが発生してしまったとしても、

不正に手を染めるというような事は、
やらないんじゃないかと思うんですけど・・

どのようなビジネスにおいても、

やはり最終的には、
人間関係が成否のカギを握っています。

関谷はやと

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