梅雨明けの一時だけに限ってできること・・
From:関谷はやと
三栄自動車の事務所にて。
今年の梅雨入り前に、
近くの実家から呼び出しがあり、
何事か!?と思い行ってみたら、
庭に植えてある『梅の木』に
大きな実が成っているので、
落ちてしまう前に収穫してくれ、という顛末でした。
植えてあるのは、たった1本の梅ですが、
その木から獲れた梅の実は、
直径4センチの大粒で、しかも7kg以上!
駄賃代わりに、僕もおすそ分けをもらい、
さて、この梅をどうしようかと、
あれこれ考えていたんですが・・
思いついたのが無謀かも知れませんが、
意を決して今回ついに、
初めての『梅干し』に挑戦してみました。
そこで、
インターネットを使って、
『梅干しの漬け方』で検索してみると・・
いや〜、色んな漬け方がありますね〜
ほぼ無限にあります・・
まあ便利な時代になったもんです(笑)
調べてみて大体分かったことが、
梅干しの漬け方自体は、
それこそ漬ける人の数だけやり方があるようですが、
その中でも、
共通しているポイントが何点かあって、
その一つに
梅の実やそれを入れる容器、
あと漬け込み作業をする自分の手は、
カビ発生防止のため、
常に清潔に保つ必要があるとのことで、
そのために『焼酎』を
消毒用アルコールの代用品として使うことです。
まあ、焼酎ならもともと人の口に入るものなんで、
『安全』が保たれていますし、
何より大切なことが、
いつでもどこででも手に入ることです。
そのほか、
『塩』は絶対に使いますよね。
梅干しの味を決めるのは、
この塩加減、
つまり塩を梅の実の重量比でいくら投入するか?
にかかっていると言ってもいいくらいです。
ちなみに、
『加減』のことを『あんばい』とも言いますが、
漢字で書くと『あんばい=塩梅』となるのも、
梅干しを漬けるところから来たんかな・・?
とも思っています。
というわけで、
1ヶ月半ほど前に塩漬けした梅の実なんですが、
ちょうどいま、梅雨明け時期になったんで、
このあとは『土用干し』といって、
いよいよ天日干しをするところまでになりました。
この『土用干し』を何のためにやるのか?
調べてみても諸説あって、
人それぞれで解釈が分かれるところなんです。
ある人は、
『干さなくてもOK!簡単に梅干し!』
なんて書いている人もいれば、
『水分を抜いて食感を良くするために!』
そう言ってる人もいます。
僕の勝手な推論では、
『こりゃあ干し柿と同じ理屈やろ・・』
つまり、渋みを抜いて甘み(コク)を出すために
必要な作業じゃないのかと思っています。
なので、それを確かめるため、
先日、
干す前の漬け込まれた梅を口にしてみました。
しかし!!
これがまた塩酸っぱいのなんの・・
これで僕の味覚は酸っぱさを記憶した(ハズ)なんで、
いよいよ土用干したあと、
どんな味に変わっているか?楽しみです・・
ところで、
梅干しって1000年以上の歴史があって、
一説によるとそれ以上古い時代から存在していたそうです
それにしても、
科学的な分析など、
全くされてなかった時代だったはずなのに、
失敗と経験、習慣に裏打ちされた梅干し、
食品としての効能も素晴らしい梅干し、
どうして昔の人というのは、
こうも素晴らしいものを生み出せたのか?
つくづく凄いなあ・・と尊敬しています。
関谷はやと
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