日本橋 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

徳川家康が開いた江戸時代となって、

政治の中心が京都・大阪から、

東京へ動いたのと同時に、

人や物の流れも東京を中心として、

日本全国へ行き渡るような流れとなりました。

その象徴として、

日本の道路の中心とされている

『日本橋』がありますが、

日本橋の真上には、

橋を覆い隠すような感じで

『首都高速道路』が通っています。

僕が初めて日本橋を訪れたのは、

20年ほど前のこと、

当時、自動車保険関係の仕事で
『日本橋三越』に行ったときです・・

『しかし何でそんな場所に行ったの??』

という疑問については、

また機会があればお話ししますので、
今回スルーします・・

その際、案内をしてくれた方から、

『ここが日本橋ですよ』と言われたんですが、

僕は、自分の頭上を走っている車に気を取られ、

『えっ?どこが日本橋ですか?』

と言いながら、

周りをキョロキョロしてたのを思い出しました。

確かに、あの日本橋周辺の景観は、

あまり調和のとれた状態だとはいえませんね・・

ちなみに、

日本橋の真上を通る首都高速道路の側面に、

『日本橋』と書かれた大きな標板があるんですが、

この字は、徳川最後の将軍となった、

徳川慶喜氏の書によるものだそうです。

そんな日本橋ですが、

昨日のニュースを見ていたら、

真上を通っている首都高速道路の老朽化を理由に、

新たに地下への移転を検討するとかしないとか・・

何でも、

もし移転するとしたら、
2020年の東京オリンピック後に、

建設を始めるんだそうです。

これも景気対策の一環でしょうけど、

しかし建設費用はどこから持ってくるんでしょうね?

たぶん、

『建設国債』かなんかを発行するんでしょうが・・

ただですね〜

この先将来の交通手段が、

今まで通り『車』が主流のままなのかどうか?

移転の検討や計画よりも、

そっちを先に考えないと、

地下に新しい首都高速道路が完成した頃には、

すでに車自体の数が激減していた、

なんてことになってるかも知れません・・

現在、日本橋の上を通っている首都高速道路が、

ちょうど前回の東京オリンピックの前年、
(1963年)に完成していますので、

このタイミングで、
『地下への移転』が持ち上がるのも、

どうやら日本橋というのは、

オリンピックとは切っても切れない因縁があるようですね〜

そんな話題の中、

このニュースと並行するように、

アメリカでは、

電気自動車メーカー『テスラ』のCEOである、
イーロン・マスク氏が関わっている会社に、
『スペースX』という別の会社がありますが、

そこが開発している『ハイパーループ』なら、

ニューヨーク〜ワシントンDC間の約380kmを
たった29分で結ぶことができるんだそうです。
(あくまで実現すればの話です)

それがこのたび、

未確定の情報ではありますが、

政府関係者とイーロン・マスク氏との間で、

ハイパーループを地下に建設することを、
『口約束』ながら取り付けた・・

というニュースが流れてきました。

まあ日本とアメリカじゃあ、

地域の事情も違いますので、

東京の地下に、

『首都高速よりもハイパーループを』なんて、

短絡的なことは言えませんが、

それでも、

『日本橋上空の景観を何とかしよう』

という気運の過程で、

将来の人や物の輸送に関わる課題に、

真剣に取り組むきっかけになれば、

それはそれで、

これからも必要なインフラですから、

僕たちも納得できるんですけど・・

この話題が、

『首都高速の地下移転ありき!』となって、

なし崩し的に進まないように願ってます。

しょーもないニュースの堂々巡りなんて、

もうコリゴリですからね〜

関谷はやと

PS.ちなみにハイパーループとは、
その昔TVでやってたクイズ番組で使っていた、
『エアシューター』を
乗り物にしたようなものだそうです。

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