EVはフィルター・バブルの中!? 

From:関谷はやと


昨年開催された東京オリンピックで、
特に選手や競技関係者に対して、
コロナウィルス感染防止対策として採られたのが、
行動範囲に制限を設けて外部との接触を避ける
『バブル方式』と呼ばれる方法でした。

ところで、
なぜバブル方式と呼ばれているのかというと・・
特定の集団や施設の中であれば、
ある程度自由に行動することができるものの、
それ以外の外部との接触が断たれた様子が、
あたかもバブル(泡)の中に
包まれたようなイメージになるからです。

今では伝説のように語られている
『バブルの時代』を経験した僕にとって
バブルという表現には、実体以上に膨らんだとか、
泡のように儚い・・
みたいなイメージを持っているので、

バブルというフレーズに、
こういう表現の仕方もあるのか!?と、
別の意味で新鮮な響きがあります・・

またバブルには、もう一つ
『フィルター・バブル』という表現もあります。
こちらの方は、その人の得ようとする情報が、
コンピューターのフィルタリング機能によって
特定のカテゴリーに限定される様子が、
やはり泡に包まれたイメージになることから、
フィルター・バブルと呼ばれています。

前置きが長くなりました・・

いつもあなたに読んでもらっている
このメルマガで、

EVの話題を頻繁に取り上げている
僕が言うのも何ですが・・ここ最近、
EVに対する世間からの注目度合いも、
『フィルター・バブル状態』
のような気がするんですよ。

というのも、
テレビCMでトヨタの社長が、
『BEVも本気!(バッテリー式EV)』
と言ったあと、
『燃料電池も本気、PHEVも本気』という風に、

今後トヨタのラインアップが、
電動車を目指してはいるものの、
だからといって
電池とモーターで走るEVだけじゃないよ!
という意味のコメントしていますよね。

実際に、昨年日本国内で販売された
電動車(EV、HV、PHV)の実績を見ても、
全体で約150万台のうち、
EVとPHVはそれぞれ約2万台ずつ・・
あとは全てエンジンとモーターを組み合わせた
HVだったんですよ。

ところが、これに対して、
特にインターネット上での批評などは、
『トヨタはEVに出遅れている!』とか
『電動化に本腰を入れていない!』
みたいに言われているのを見ると、

こうした批評には、
『テスラのような車こそがEVだ!』
みたいな、ある種の固定観念、
まさにフィルター・バブルじゃないのか!?
という印象を受けます。

そう考えると、自動車メーカーが
表向きにアピールしている内容と実態とが、
大きく異なっているケースもあるので、

僕たちに入ってくる情報の多くは、
あくまで企業イメージを優先したもの・・
という見方も必要だと思います。

関谷はやと
 
***********************

メールマガジン【三栄自動車のメルマガ】

発行責任者:関谷はやと (三栄自動車)

〒790-0054 愛媛県松山市空港通2丁目14番7号
ホームページ:  https://3ei-j.com/
メールアドレス: info@3ei-j.com

メルマガは自動配信がおススメ(無料です!)
希望される方はコチラ↓の登録フォームまで
【三栄自動車のメルマガ】
https://55auto.biz/3ei-jseibi/registp.php?pid=1

***********************

メルマガの配信を解除される方は、
コチラをクリックして下さい。

https://abfll.biz/brd/55s/3ei-jseibi/mail_cancel.php?cd=05rtLFeSX90Bk1

愛媛・松山のレンタカー・車検整備・板金・塗装なら
三栄自動車!
TEL:089-972-1082 受付時間 9:00-19:00
(祝祭日は9:00-17:00/但しサービス工場は休業)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です