きれいな空気 

From:関谷はやと

僕が住んでいる松山に限っていうと
今年の夏は昨年に比べて気温の高い日
(体温に迫りそうな)が少なく、
そのため今日(9月1日)なんて、
エアコンが無くても
十分過ごせる気候になっています。

そこで自宅庭の草引きをしようと
背の高い木の下に入ってみたところ、
これが何ともいえない爽快感で・・
そんな時は、

人間も大きな視点でとらえてみれば
自然界を構成している
一つの生き物に過ぎないんだと・・
つくづく感じさせられます。

また、
森林浴という言葉があるくらいなので、

緑に囲まれた中で爽快感が得られるのは、
辺り一面の景色が緑色だという、
ビジュアル面(見た目)もありますが、

やはり一番大きなのは、
植物から発せられたばかりの酸素を
思いきり吸い込むことが出来るから
なんでしょうね〜

ところが僕のように、時々でも
背丈を超えるくらいの木の下に入るだけで、
わざわざ山にまで行かなくても、
フレッシュで良質な酸素が得られるんですよ。

実はこれ、車にとっても同じで、
ガソリンを燃焼させる空気(酸素)も、
なるべく良質な方が
エンジン本来の性能を発揮できます。

すると当然、
燃費にも影響しますし、何より
乗り続けていく間にかかるメンテナンスの費用や
故障する頻度も変わってくるので、

その点では僕たち人間だけじゃなく、
車にも良質な空気って必要なんです。

ただ良質な空気を得るために

常に緑に囲まれた道や
森の中ばかりを走れるのかというと、
そんなのは当然無理な話で・・

車で混雑してる街中もあれば、
空気に塩気を含んだ海岸線もあります。

じゃあ車にとっての『良質な空気』とは
一体どんなものなん?となるんですけど・・

これ何だと思いますか?

きっと、いつもこのメルマガを
読んでくれているあなたなら、

『きれいな空気でしょ?』

そう答えてくれるはずだと・・(笑)

そうなんです!意外にも車って、
きれいな空気を欲しがる乗り物
だったんですね〜

ただ『きれいな空気』いっても、
人間が求めるような
森の中の爽快な空気じゃなく、

空気中に漂う小さなごみやホコリ、
水分や油分などが
なるべく混ざっていない空気が
車にとっての『きれいな空気』です。

そのため
エンジンが空気を吸い込む手前に
『エアクリーナーエレメント』
という部品が必ず装着されています。

すると、
『きれいな空気』を吸い込むこと自体は、
簡単にできるようになったんですけど、

ただ、
これが目詰まりしたり、
汚れたりしたままだと今度は、

せっかくきれいになった空気を
たくさん吸い込むことが出来ずに
エンジンが不完全燃焼を起こして
有害な排気ガスを放出してしまうので、

僕たちメカニックは、
定期点検や車検の際には
エアクリーナーエレメントを必ず点検して、
場合によったら
交換することをおすすめしています。

そのためにも
調子の良し悪しに関わらず、
半年ごとや1年ごとといった、
定期的なメンテナンスが何より必要です!

関谷はやと

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