観戦しましたよ！　

From：関谷はやと

今日のタイトル、

何がって！？
もちろん『箱根駅伝』に
決まってるじゃないですか！（笑）

とエラそうに言ってますが、実は僕、
それまでほとんど、
観戦したことがなかったんですね〜（驚）

というのも、
お正月真っ只中である１月２日と３日の、
２日間で約１０時間以上と、
レース自体が長時間にわたるうえ、

その間、
テレビの前でジッと見てるなんて・・

僕にとっては、

録りためた映画を観るとか、
積読（つんどく）してた本を読むとか、
春に備えて庭木の手入れをするとか、

普段は時間が取れなくて、
できなかったことをするのが、
今までのお正月の過ごし方だったし、

正月からそんな、
きついマラソンレースなんて、、
僕自身が、
学生の頃やってたスポーツのトレーニングで、
泣きたくなるほど走ってた記憶が
よみがえりそうで、
ハッキリ言って見たくなかったんですよね〜

でも、、
心境の変化っていうんでしょうか？

今年はちょっと
観てみようと思ったんですね・・

そのきっかけになったのが、
アメリカにあるスポーツ用品メーカー
『ナイキ』の創業者である
フィル・ナイトの自伝を読んだことです。

そういえば、
去年の同じ時期に、
このメルマガで箱根駅伝ネタと、
刊行されたばかりのその本について、
そしてナイキのマラソンシューズの進化について、
話題にしました。

そんなこともあって、今年は、
どのチームがどこのメーカーの
マラソンシューズで戦ってるのか？とか、

平たん路から、
アップダウンの激しいコースまである
このレースで、果たしてチームごとに、
どの選手をどんな風に配置するのか、とか、

これを
自分のビジネスに置き換えて見てみると、
何か新しい発見がありそうな気がして・・

という訳で、僕の場合は、
完全にビジネス目線です。（笑）

なので、もちろん
積読してたビジネス書を読みながらの、
レース観戦でしたよ。

そうやって観ていたら、
さっそくアクシデントが・・！

１区を走っていた大東文化大学の選手が、
スタート直後に転倒し、
その際痛めたであろう左足のせいで、
２区走者へのたすきリレーでは、
早くも制限時間オーバーの
『繰り上げスタート』の危機が訪れました・・

結局、３区の走者の時に、
たすきをつなぐことができず、
無念の繰り上げスタートとなりましたが、、

こういう出来事って、
ドラマなんかでもよく登場しますが、
生涯引きずりながら人生を過ごしていく、
みたいな悲壮感と、

それを乗り越えていく感動とを
紙一重にした設定で、
ドラマが進んでいくんですよね・・

今回の１区の走者にしてみれば、
もしかすると、これから、
そういった人生が待ち受けてるのかと思うと、
少し同情してしてしまいますが・・

ところが、
ちょうど一緒に読んでたビジネス書に、
世界中で知らない人がいないくらい人気となった、
映画『スーパーマン』の話が書いてあったんですね。

その中で、
主人公のクラーク・ケントを演じた俳優の
『クリストファー・リーヴ』という人が、
実はその約２０年後、
趣味の（？）乗馬中に落馬し、
脊椎損傷で首から下がマヒするという、
アクシデントに見舞われました・・

世界中が憧れたヒーローを演じた俳優として、
『もうあのヒーロー役を演じることができない』
そう考えたら、
普通なら失意のどん底に陥るはずです。

その証拠に、
事故前に受けたインタビューでは、
『ヒーローとは、先のことを考えずに
勇気ある行動を取る人のこと』
と答えてたそうです、、

ところが事故に遭ってからは、
何とか俳優業を続けながらも、
他に講演活動や本の執筆を始め、

その稼いだお金で、
自分と同じように、
脊椎損傷のために車いす生活者となっている人を
支援するためＮＰＯを設立し、
生涯にわたってその活動を続けるなどし、

その後同じインタビューを受けたときには、

『どんな障害があっても努力を惜しまず、
耐え抜く強さを身に付けていったごく普通の人』

それがヒーローだと答えてたそうです・・

いや〜スーパーマンって、
映画の中だけじゃなく、現実の世界でも
本当にカッコ良かったんですね〜

これカッコ良過ぎでしょ！

そういえば自動車の世界でも、

今からわずか半世紀ほど前までは、
国産車で箱根峠を越えようとすると、
エンジンが過熱して
オーバーヒートを起こすなど、

その性能は海外の車に比べると、
当時はものすごく低かったんですよ・・

ところが現在、
エンジン性能を示す燃費の分野では、
日本製の車がほぼトップを独占しています。

最後に箱根駅伝に戻って、
僕なりに励ましの言葉をかけるなら・・

今日のレースのように、
アクシデントに見舞われた瞬間は、
『どないしよ・・』
『もうお終いや〜』って、
考えてしまうかも知れませんが、、

心身ともにぜひ、、ケガから立ち直って、
再び走ることに挑戦して欲しいなあと、
そう願っています。

関谷はやと

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