音楽と自動車ビジネスの共通点　

From：関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

従来からあるＣＤやＤＶＤといった
音楽ソフトの売れ行きって、

アメリカのアップルが、
音楽のネット配信を拡大させてからというもの、

今じゃ低迷したままですよね。

これは日本国内だけに限らず、
インターネット環境が整っている国なら、
世界中どこも同じ状況のようです・・

そうやって、
音楽をインターネットで手に入れる、
というのが主流になると今度は、
ネット配信で１曲ずつ
『単発買い』するんじゃなく、
『月々○○円で聴き放題！』
という風になりました。

これをマーケティング用語で、
『サブスプリクション』
と呼ぶそうですが・・

これによって、
配信サービス購入者から、
毎月一定量の収益が見込めるため、
インターネット業界各社が、
いま最も注目している方法となっています。

その証拠に、
動画配信サイト大手の
あの『Ｙｏｕｔｕｂｅ』までもが、
ついに『Ｙｏｕｔｕｂｅミュージック』という、
音楽定期配信サービスを始めました。

ところで、
あるニュース記事に載ってた話なんですが、
この流れのせいでＣＤやＤＶＤが売れなくなり、

当初『自分たちは被害者だ！』
と思っていた音楽業界の人たちにとって、

実は思わぬ副産物、サプライズというか、
マージャンでいえば『裏ドラ』みたいな、
予想外の結果が現れたそうです。

もちろん『良い方の』ですよ！

それが、
『サブスプリクション』のおかげで、
決してヒット曲とは言えないけど、
少数だけど根強い人気がある
『マイナーな曲』や、

『インディーズ』と呼ばれる、
大手の音楽会社に所属していない、
アーティストが発表している楽曲です。

これが、
インターネットによる『検索』と、
ＣＤやＤＶＤといったメディアを必要とせず、
音源から直接『ネットで配信』されることが、
メリットとなって、

その数を日本全体で集めてみると、
けっこうな配信数となって、
収益を生みつつあるんだそうです・・

本当に意外な結果ですよね〜（笑）

話は変わって、

実は自動車にも
『サブスプリクション』があって、

それが
先日トヨタから発表された、
月々一定額の料金で、
色んな車に乗り替え得られる
『ＫＩＮＴＯ（キント）』と
呼ばれるサービスなんです。

ちなみに、

今までだったら１台の車を
ユーザーに買い取ってもらうか、

『リース』というシステムで、
長期間『貸し出し』をするだけでしたが、

大胆なチャレンジをしたトヨタの
この方法がユーザーに受け入れられれば、

自動車の流通自体も
大きく変わることになるでしょうね〜

もちろん僕も注目していますよ。

関谷はやと

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