エンジンにも冬支度を! 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

ちょっと前に冷え込んだものの、
今年の冬は、
ちょっとスローペースな気がしますね。

ところで先日、

あるお客様が三栄自動車に来られて、
『最近エンジンオイルが減るんだ・・』
と言われるので、

車のボンネットを開けて、
エンジンの横についている
『レベルゲージ』を抜いて、
エンジンの中に入ってるオイルの量を
確認してみました。

すると、、

お客様の言われてた通り、
中のエンジンオイルは
規定量に満たない状態でした。

ちなみに、、
エンジンオイルが少ない状態のまま
このまま放っておくと、
どうなると思いますか?

答えは、
エンジンオイルが減り続けて、
オイルが無くなると、

エンジン内部の潤滑ができなくなり、
金属同士が直接こすれ合ってしまうため、
最終的には『焼き付き』を起こします・・

こうやって文章にすると、
ちょっと長ったらしいですが、(笑)

結局、オイルが減るのは、
エンジンにとって良くない状態だ、
というのが分かってもらえたと思います。

じゃあ何で、
エンジンオイルが減るんでしょうか?

これには様々な要因がありますが、

メカニックの視点から代表的な例をあげると、

1.定期的なオイル交換をやってない
2.エンジンに合ったオイルを使ってない
3.どうしようもない・・

といった所でしょうか。

ところで、
いつもこのメルマガを
読んでくれているあなたなら、

何となくでも1とか2の理由は、
分かってもらえると思います。

しかし何ですか!?この3の、

『どうしようもない・・』という、
超ネガティブで後ろ向きな回答は!?

でも決してふざけてる訳じゃなく
僕は超真面目ですよ!(笑)

そこで
この『どうしようもない』
というのを説明すると、

まずエンジン内部って、
金属でできた部品が大半ですが、
それでも
『排気ガス漏れ』や『オイル漏れ』
『燃料漏れ』を防ぐ目的で、
一部にゴムやプラスチックで
作られた部品が使われてるんですね。

つまりエンジン内部は
『密閉』されてるのと同じ状態です。

ところが、、エンジンって、
『めちゃくちゃ熱い』ですよね?

なので、その熱の影響によって、
ゴムやプラスチックが劣化して、
本来の性能を発揮できなくなると、
十分に密閉できなくなり、

するとそこからエンジンオイルが、
車外に出ていってしまうんですね〜

これが、
『オイルが減る』理由の1つなんですが、、
こう聞くと、
いま僕が言った『3』のとおり
『どうしようもない』
とは思いませんか・・?(笑)

でも、、このままで諦めてちゃあ、
メカニックとして、
実はまだまだなんです!(驚)

そこで、
3の『どうしようもない』に
なるまでのプロセスをもう一度みてみると、、

問題になってたのは、
『熱の影響』でしたよね?

だったら、
熱の影響を極力減らすことができれば、
ゴムやプラスチック部品だって、
当然劣化しにくくなります。

そのために必要なのが、
『(適切な時期で)オイル交換をする』
『エンジンに合ったオイルを使う』
なんですけど、、でも・・

おやっ!?これって、
どっかで聞いたようなフレーズですね〜

実はそうなんです!(笑)

結局のところ、最初にお話しした、

1.定期的なオイル交換をやってない
2.エンジンに合ったオイルを使ってない

と、そうならないようにして初めて、

『どうしようもない』状態を、
防ぐことができるんですね。

この続きは、また次回以降に・・

関谷はやと

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