半値八掛け二割引き
From:関谷はやと
三栄自動車の事務所にて。
今回のメルマガのタイトル、
冒頭から寅さん風の口上みたいですが(笑)
『はんね はちがけ にわりびき』といって、
これ、投資をやってる人にとっては、
お決まりのセリフなんだそうです・・
どういう意味なのかを、
株式相場の例で解説すると、
仮に、どれほど株価がグングンと
上がってる銘柄があったとしても、
いつかは最高値を付け、
やがて株価は下降に転じます。
じゃあ、そのとき、
株価が一体どこまで下がるのか?
を表現したのが、
この『半値八掛け二割引き』なんですが、
実際に計算してみると、
『1×0.5×0.8×(1−0.2)』
となり、答えは『0.32』です。
つまり最高値の32%、
まあ、3分の1近くまでならないと、
下げ止まらないよという、、
相場の上下動を表現したものです。
ちなみに、
実際にそうなのか?というと、
そんなことは全くないらしく、
ただ『語呂がいいから』という理由だけで、
この表現が使われてるんだとか・・(笑)
たしかに『相場は水もの』といって、
先行きが読みにくいものの代表、
みたいな側面がありますからね〜
語呂合わせくらいが、ちょうどいいのかも・・
ところが、、
実は車の世界にも、
よくこれと似たようなセリフを耳にします。
それが、
ほとんどのユーザーにとって、
とても重要で気になる『燃費』です。
まあ、さすがに、
カタログデータの
3分の1ってことはありませんが、
それでも『八掛け』
つまりカタログデータの
だいたい80%程度が、
実際の燃費じゃないかな〜というのは、
多くのユーザーが、
半ばあきらめのような心境で、
受け入れているはずです・・
でも、あれって不思議ですよね、
データ通りの燃費にならないのに、、
何でみんな黙ってるんでしょうか?
ところが、
実はカタログデータの『燃費』って、、
ユーザーの声がある程度以上大きくなると、、
測定方法が定期的に見直されるんです!
まあ、実際には、
そんな理由じゃないはずですけど・・
でも、タイミング的いうと、
いつもそんな感じなんですよね〜(笑)
そこで、この10月からは、
『WLTC(国際統一試験サイクル)モード』
と呼ばれる方法で測定された
燃費表示に切り替わり、
今より実用的な数字に近づくそうです。
どう変わるのかというと、、
それまで、
一般的な走行を想定するためとして
『車の重量』を基準に、
燃費を測定してたものから、
運転者などの重量100kgと、
積載可能な重量の15%を加算した上で、
燃費を測定する、という方法に変わります。
つまり、
車だけの状態だったものから、
『ドライバーが座っている状態』を
基準にしたんですね。
これで燃費は、
『カタログデータの八掛け』じゃなく、、
坂道や高速走行、渋滞路といった、
実際の『交通条件』と、
車間距離や急発進、急ブレーキといった、
ドライバーの『運転技術』の違いで、
今までよりハッキリと、
カタログデータとの差となって、
表われてくるかも知れません。
関谷はやと
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