この機能は日本でも受け入れられるか!? 

From:関谷はやと


先日、7年ぶりにフルモデルチェンジした
トヨタのハイブリッド車、新型プリウスが発表され、
それと同時にいくつかの新しい機能が追加されました。

その中で最も特徴的なのは、
パソコンのアップデートのように無線操作によって
車両に搭載された機能を最新のものに更新していく
『OTA(オーバー・ジ・エア)』と呼ばれる技術で、
これによりユーザーは購入した後も、
現行車と同じ機能を追加することが可能となります。

ちなみに、
この『OTA』をすでに展開しているのが、
アメリカのEVメーカー『テスラ』で、
テスラの場合は、
次々とアップデートを重ねていくことで
自社モデルの安全性や快適性、
利便性が増していくシステムになっています。

つまり、
購入した時点では装備されていない機能でも、
将来アップデートすることによって、
最新機能が追加されることが約束されているため、
ユーザーは、いつでも最新機能を備えたテスラを
購入することができます。

ただ、アップデートしてもらうためには
購入する際、事前に追加料金を支払っておくか、
最新機能が発表されるタイミングで、
アップデート料金を支払う必要がありますが・・

話をプリウスに戻します。
トヨタの場合、テスラとは少しやり方が異なり、
車の使用料を月額で支払う『サブスク』
(サブスクリプション)を選択したユーザーにのみ、
アップデートが受けられる仕様にするそうです。

逆にいうと、
従来型の買い取りで購入するプリウスとは、
最初から仕様が異なっているんですね。

その理由を僕なりに考えてみると、
車の機能に対する認識が・・というより
物を買うという行為そのものに対する認識が、
日本とアメリカとでは大きく異なっているからで、

例えば日本の場合、
『釣った魚にエサをあげない』
という例えがあるくらい、
購入時の出費には割と寛容なんですけど、
ただ一度買ってしまうと、その後の出費には
とても厳しいという傾向があります。

一方のアメリカでは、
国土の広さや気候が関係しているのか、
どんな商品でもメンテナンスしていかないと、
本来の機能を維持するのが難しいことを
身を以て経験しているケースが多いため、

買ったあとの維持費、
いわゆるランニングコストを受け入れやすい
環境だという背景があります。

なのでトヨタも、アップデートしていくことが
ユーザーにも車にも良い機能だと分かっていながら、
すべてのユーザーに展開するのじゃなく、
ランニングコスト的に考えているユーザーから
始めようとしているんだと思います。

関谷はやと

 
***********************

メールマガジン【三栄自動車のメルマガ】

発行責任者:関谷はやと (三栄自動車)

〒790-0054 愛媛県松山市空港通2丁目14番7号
ホームページ:  https://3ei-j.com/
メールアドレス: info@3ei-j.com

メルマガは自動配信がおススメ(無料です!)
希望される方はコチラ↓の登録フォームまで
【三栄自動車のメルマガ】
https://55auto.biz/3ei-jseibi/registp.php?pid=1

***********************

メルマガの配信を解除される方は、
コチラをクリックして下さい。

https://abfll.biz/brd/55s/3ei-jseibi/mail_cancel.php?cd=05rtLFeSX90Bk1

愛媛・松山のレンタカー・車検整備・板金・塗装なら
三栄自動車!
TEL:089-972-1082 受付時間 9:00-19:00
(祝祭日は9:00-17:00/但しサービス工場は休業)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です