クルマと税金との生々しい関係 

From:関谷はやと


いま普及に向かいつつあるEVが、
この最近『税金』の面で議論になっています。

それはEVとエンジン車の(HVを含む)
課税状況を比べてみると分かりますが、

1.購入時に納付する『自動車税環境性能割』

2.購入時と車検時に納付する『自動車重量税』

3.購入時(月割り)と毎年納付する『自動車税』

といった税金が、
EVの場合はエンジン車のように
排気ガスを出さないということで
税金の免除や割引が受けられる
『グリーン化特例』の対象になっているため、

このままだと税収減で財政不足になる、
という理由だそうです・・

でも、政策としてEVを
(PHVも含めた電動車)
普及させようとしていたのは国なので、
買い替えが進むたびに
自動車関連の税金が減収になることくらい
最初から分かっていたはずです。

そのためなのか・・
EV(電動車)普及の道筋が見えてきた途端、
経済産業政策を担当している大臣は、
(同じ車格のエンジン車より)EVの重量は、
2〜3割重いため道路に負担が掛かるので、
走行距離に応じた課税が必要だ!とか、

さっきお話しした
『グリーン化特例』のように、
EVは政策的に普及させるため、
これまで多額のお金が掛かっている
(税金を投じた)という理由から、

『どこか(のタイミング)でEVから
お金を取る税制にしていかなくてはいけない』
という風に述べているんですよ。

でも、この方、つい4年ほど前には、
『自動車課税は税負担が重い。議論が必要だ』
と述べ、課税引き下げに向けて
検討する考えを示していたんですよね。

まあ、どちらの考えも、もっともですし、
4年も経てば世の中の経済状況も変わるので、
それに合わせての事なんでしょうけど、

ただ車って、一度新車を購入すると、
大抵のユーザーは10年近く乗り続けるのに、
課税に対する考え方だけが、
正反対とも思えるくらい変わってしまうと、

『じゃあ税収を上げるために
EVを普及させようとしてたのか!?』
って思う人がいるのも事実です。

でも、本音の部分では間違いなく
税収を上げるためだと僕は思っています。
聞こえの良い話だけで世の中が進むほど
甘くはありませんからね〜

逆にいえば、それだけ車には
税収アップへの期待が込められているからこそ、
優遇される場合も時にはある訳です。

関谷はやと

 
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