『考えるな、感じろ!』的なビジネス 

From:関谷はやと


僕が以前読んだことがある
アクションもののコミック本の一コマに
『頭で考えるんじゃなく身体で感じるんだ!』
みたいなフレーズがあり、
その一言によって、
強力な相手との戦い方を悟った主人公は、
相手と立ち向かい勝ち進んでいく・・
みたいなストーリーがありました。

実はこのフレーズ、
有名なストーリーには結構使われていて、
その真意には様々なとらえ方があるようですが・・

大抵の場合は、
『どの技を使えば相手に勝てるか』
という風に考えるのではなく、
相手の動きに応じて必要な技を繰り出せば
結果的に勝つことができる。

言い換えると、
技というのは、あくまで、
相手に勝つための手段に過ぎないので、
その先にある勝利に意識を向けろ!
みたいな意味で使われているんですね。

ちなみに、名言ともいえる
このフレーズを最初に発したのは、
かの有名なアクション俳優、武術家でもあり、
哲学者としての側面も持っていた
ブルース・リー(1940−1973)氏が、
映画のワンシーンで使った
『Don‘t think,Feel』
(考えるな、感じろ!)というセリフだった、
というのが通説です。

たしかに、学生時代から
哲学を学んでいた人物の名言だけあって、
ビジネスの世界においても、
この名言が元になったんじゃないか?
と思われる場面を良く見聞きします。

そこで今回は、
かつてエンジン車の高出力化には
欠かせない装置だった
『ターボ(ターボチャージャー)』が、
EVの普及とともに需要が無くなっていくのを
ブルース・リー氏の『考えるな、感じろ!』で
新たな需要を見出そうとしている試みを
紹介したいと思います。

ちなみにターボという装置は、
日本語で過給機(かきゅうき)と呼ばれ、
エンジンにとって
ガソリンを燃やすのに必要な空気を、

自然の力だけで吸い込ませず、
排気ガスの勢いでターボを作動させ
大量の空気を圧縮して、
エンジンに吸い込ませることで、
燃焼した際の爆発力を増す装置です。

例えると、
バーベキューで炭火に勢いをつけるときに、
『うちわ』で扇いだり、送風機で大量の空気を
送るのと似ています。

話を戻します・・
EVというのは電気でモーターを動かすので
エンジンのように空気は必要ありません。

でも、それで思考が止まってしまうと、
ターボの未来はエンジン頼みになってしまいます。
そこで日本でターボを作っている
三菱重工とIHIでは、

燃料となる水素に
空気(酸素)を反応させることで
発電してモーターを動かす
FCV(燃料電池車)なら空気を使うので、
ターボが応用できるんじゃないか?
と思いついたんです!

とまあ、
そこまでは良かったんですけど・・
ただ、さっきもお話ししたように
ターボを作動させるためには、
エンジンから出る排気ガスの勢いが必要なので、
いくらFCVが空気を使うからといっても、

元になるものが無ければ、
ターボを作動させることが出来ません・・

そこで三菱重工とIHIは、
まさに『考えるな、感じろ!』的なマインドで
この局面に立ち向かっていったんですね〜
(次回以降に続きます)

関谷はやと

 
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