バイクや車には自然の原理が・・ 

From:関谷はやと

インターネットの
バイク関連サイトを見ていたら、
僕が10代の頃に乗っていた
バイクの記事が掲載されているのを、
たまたま目にしたんですね。

当時、僕が乗っていたバイクと同じモデル

ちなみに、その頃の僕はちょうど
メカニックになるための勉強をしてた時期で、
バイクや車の各機能や
構成部品の仕組みが書かれた教科書と、

実際に乗っているバイクとを見比べたり、
触れながら学んでいたのを思い出しました。

その中でよく登場していた言葉に、
『負圧(ふあつ)』というのがあって、
どういうものかというと・・

何かに圧力が加わるのではなく、
今の状態から圧力が引かれていく
(下がっていく)方の現象なので、

『圧』という言葉の前に、
マイナスを意味する『負』がついています。

身近なものに例えると、
口や鼻で息を思いっきり、
しかも素早く吸い込もうとすると、

その間、口や鼻の手前が周辺よりも
(大気圧)低くなってる状態が負圧です。

こうした負圧の原理は、
バイクや車の様々な場所に応用されていて
代表的なのはエンジンが作動する時に、
空気や燃料を吸い込む仕組みです。

丸で囲んでいるのが負圧を利用して作動する
キャブレータと呼ばれる燃料供給装置です

エンジンの内部というのは、
理科の実験で使われる注射器状のピストンや
水遊びに使われる水鉄砲と同じように、

ピストンを引く時には吸い込もうとする力、
(エンジンの場合はピストンが下がる時)
つまり負圧が発生するんですね。

この負力を利用して、
エンジンが作動するのに必要な空気と、
燃料であるガソリンを吸い込む仕組みは、

電気で作動する部品を用いず、
機械的な仕組みと自然現象だけを
利用していることから、

これがエンジンの最も基本的な仕組み、
だとも言われています。

まあ、今ではこの仕組みは、
農機具や発電機に搭載される、
ごく小さなエンジンにしか使われていませんが・・

でも、エンジンの基本である以上、
この仕組み、原理が理解できていないと、
現在の電子制御化されたエンジンにおいても、

例えば、エンジンの調子が悪いけど、
何が原因でそうなっているのか?を考える際に、
コンピューター診断機を接続して、
いくらデータを拾い集めても
的確な診断が出来ません。

逆にいうと自然の原理や摂理というのは、
それほど揺ぎのない、
しっかりとしたものなんでしょうね〜

もちろん、
電子制御エンジンに用いられている
装置や部品、作動原理についても
理解しておくことが前提での話ですよ・・

関谷はやと

 
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