より高度な自動運転のために・・ 

From:関谷はやと

前回のメルマガで、
車の自動運転システムには目の役割を担うための
『LiDAR(ライダー)』と呼ばれる
赤外線レーザーを使った装置があって、

このLiDARを使うことで、
目の前や周囲の対象物との距離や
大きさや形状までもが正確に把握でき、
それを運転操作に反映させることができれば、
より高度な自動運転走行が可能になるんですね〜

ただ課題もあって、実は非常に高額なため、
(750万円の同グレード車と比べて、
なんと350万円も高くなる!驚)
現在、世界中の部品関連メーカーによって
量産化と低価格化に向けた研究開発が
行なわれている、というお話しでした。

ここから今回の話題なんですが・・
実はLiDARには、
もう一つ大きな課題があって、
それは対象物までの距離感や大きさ、
形状を正確に知ることが出来ても、

あくまで、
LiDARから発光された赤外線レーザーが、
対象物に当たって反射したレーザーを
受光した時間差の計測によって、
対象物の情報を得ているだけなので、

実際に人間が目で見るように、
その対象物が果たして何なのか!?
までは正確に判定できないんですよ・・

例えば、
目の前に大きな表示板があったとします。
人間の目であれば、それがお店の看板なのか、
それとも道路標識なのかは、
一目見ただけで瞬時に判断できますよね。

ところがLiDARの場合は、
さっきお話しした通り、
表示板までの距離や大きさ形状は、
正確にキャッチすることが出来ても、

その表示板から発せられる情報までは、
分からないんですね〜

そこでLiDARとは別の方法として、
複数のカメラを組み合わせることで、
人間の目と同じ働きを持たせる方法も
研究開発されています。

特にアメリカのEVメーカー
『テスラ』では、複数の高性能カメラに
AIコンピューターを組み合わせによって、
人間の目と脳の代わりとなる方法が
試されていて、

もしこれが実現すれば、
高額なLiDARを搭載しなくて済むので、
車自体の価格上昇を抑えることが出来る・・
と期待されています。

もちろんLiDARの方も、
今でこそ赤外線レーザーの発受光だけでは、
機能に限界があると理解していて、

自動運転システムの研究開発を行っている
『Google(グーグル)』では、
LiDARとコンピューターとの
組み合わせによって、
例えば横断歩道を渡っている人物の
動きを解析しデータを重ねることで、
 

グーグルの自動運転システムを
表現した有名な写真
(天井にあるのが回転式のLiDAR)

それが大人なのか、それとも大人より
行動を予測するのが難しい子供なのかを
判断する方法が試されているんですね〜

こうしてLiDARとカメラのどちらでも
機能や性能が同等になれば、あとは、
生産コストが自動運転システム普及への
カギとなるでしょう。

関谷はやと

 
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