軽自動車の方がEVに最適かも・・な話 

From:関谷はやと


現在はトヨタ自動車の子会社となっている
軽自動車メーカーの『ダイハツ』から、
2025年までに軽自動車のEVを導入し、
さらに2030年までに国内新車販売の全てを
HVを含む電動車にするとの発表がありました。

ちなみにこの計画は、2025年に
軽自動車EVの投入を発表したスズキと同じで、
日産と三菱は来年、ホンダは2024年と、、

これですべての軽自動車メーカーが、
一気に電動化へと向かい始めた感がします。

たしかに、
普通車よりもサイズが小さく車重も軽く、
おまけに1日あたりの走行距離が、
『ほぼ近距離のみ』の軽自動車なら、

充電1回あたりで走行可能な
『航続距離』を延ばすために、
大きなバッテリーを搭載する必要も無いので、
EVに適していると思いますし、

地方で人口が減少している地域などは、
軽自動車の保有率が高い割に、
肝心なガソリンスタンドが地元に無く、

給油するためだけに、わざわざ、
遠く離れた場所に出向かなきゃならない・・
みたいな状況なので、

コンセントで充電できるEVの方が、
かえって使い勝手が良くなるかも知れませんね〜

ところが、、一つ問題なのがEVって、
エンジン車と比べまだまだ車両価格が高く、

その件に関しては、
ダイハツの社長もコメントしていましたが、
ユーザーがEVを購入する際に
国や地方自治体から支払われる『補助金』に、
当面の間は頼らざるを得ないそうです・・

つまり、
軽自動車をEVにするにはするけど、、
エンジン車よりも価格が高くなってしまうので、
その分、国や地方自治体は
補助金を出して下さいね・・という論法です。

まあ、三栄自動車のような
地方都市の一企業からすれば、

『それダイハツは絶対に損せんやろ!?』
みたいに、何ともうらやましく思えますが、、

ただ自動車メーカーというのは、
その分社会的な役割を担っているので、

そういう側面を理解しようとせずに、
『特定の企業ばかり優遇するのか!?』
なんてことは言っちゃいけませんよね。

何より、車さえ走っていれば、
やがてタイヤは摩耗するし、
汚れれば洗車もするという風に、

三栄自動車みたいな、
車のメンテナンスをやってる所にも、
役割が回ってくるんですからね〜

関谷はやと

 
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