不足の原因は・・ 

From:関谷はやと

 

ディーゼル車の排気ガスを浄化するための
『尿素水』が不足して問題となっています。

石炭や天然ガス、原油高による
(まとめて化石燃料と呼んでいます)
石油製品の価格高騰を受けて、

ディーゼルエンジン車向けの
排気ガス浄化システムに使われている
アンモニアを主成分とする
『尿素水(にょうそすい)』も、
製造時に化石燃料が使用されているため、

石油製品と同様に価格が高騰するのでは?
という憶測から端を発したのか、

それに同調した人たちが
一斉に大量注文をしたことから、
生産が追い付かなくなった
国内の尿素水製造メーカーでは、

12月分の受注を一時停止せざるを得なくなり、
ここ1〜2か月の間、どこに注文しても、
尿素水が手に入らない、
という状況になっています・・

また一説によると、
採算性を理由に以前から
自国での尿素水製造を止めていた韓国では、
日本よりも尿素水不足が深刻化していて、

そういった背景から
インターネットの販売サイトでも、
通常の10倍の値が付いた尿素水が
堂々と販売されているようで・・

これも『誰かが買い占めている』
という憶測が、まことしやかな噂話となって、
さらなる価格高騰の一因となっています。

ただ、さっきもお話しした通り、
市場から尿素水が無くなったのは、
メーカーが生産を一時停止したことで、

みんなが一斉に、
尿素水の確保に向かったのが理由なので、
世の中から尿素水そのものが
消えてしまった訳じゃありません。

ただ、たちまち尿素水を必要とする、
トラックユーザーにとっては、
それだけで十分不安要素になります・・

これって、
コロナウィルスの影響が出始めた2年近く前に
マスクが無くなってパニックになった時と
何だか似ている気がしませんか?

ちなみに、
三栄自動車に入庫してくれている
お客さんの中にも、この尿素水を必要とする
ディーゼル車に乗っている人がいるので、

1〜2か月程度対応できるだけの数量は、
普段から確保していたので、
そこまでパニックにはなってませんが、

トラックメーカーからの情報によると、
12月20日頃を目途にして、
尿素水の供給も再開されるそうなので、

必要も無いのに、
値上がりを見越して買い占めるようなことを
本当にやってる人がいたとしたら、、

メチャクチャ迷惑な話ですし、
経済活動にとって重要な輸送体制を
混乱させることになるので止めて欲しいです。

関谷はやと

 
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