『筐体(きょうたい)』という呼び方 

From:関谷はやと

 

EVのバッテリー筐体は、ボディーの
構造材としての役割を持っています

パソコンやスマートフォンといった、
モバイル機器の普及とともに、
『筐体(きょうたい)』という言葉を
よく見聞きするようになった気がします。

とはいえ、
あまり馴染みのない言葉なので、
筐体って何ぞや!?と思った人のために
別の呼び方でいうと、、

パソコンやスマートフォンの外側を覆っている
『箱』とか『入れ物、容器』のこと、、
らしいんですけど・・

なぜそれを、
わざわざ『筐体』という呼び方をするのか?
不思議に思った僕は調べてみたところ、

一般的な箱とか容器と比べて、
内部のものを保護する構造を持たせたり、
それ自体が何かしらの機能を持っている
『入れ物』のことを筐体と呼ぶそうです。
ナルホドですね〜

ところで、この筐体という呼び方、
実は最近、自動車の分野でも
よく使われるようになっていて、

その代表的なのが、
EV(電気自動車)のバッテリーを
収めている入れ物に使われています。

というのもEVのバッテリーって、
時速100キロ以上のスピードで
車を走らせたり、1回充電するだけで
300kmとか500kmもの
航続距離を確保するために、

かなりの大きさと重さのバッテリーを
車に搭載しているんですね。

そうなると、バッテリーの役目も
単に電気を貯めておくだけの装置
というだけじゃなく、バッテリーに対して
重要な構成部品としての役割も
求められるようになります。

つまり、
EVのバッテリーを収めている容器自体が、
車体の強度や安定性、安全性に関わる
構成部品となるんですね〜
なので『筐体』と呼ばれているんですが・・

ここで例えば、
あるモデルで同じボディーながら、
エンジン車とEVの設定がある車と、
EV専用に設計されたボディーとでは、

バッテリーに対する認識が異なっていて、

エンジン車と同じボディーのEVの場合、
大抵はガソリンタンクがある場所、
あるいは、
その付近にバッテリーを搭載することで、
大きなスペースが必要となる
バッテリーの問題を解決しています。

ところがスペースとしては、
それで解決できたとしても、
EVのバッテリーって、

さっきもお話しした通り
ガソリンタンクほどの大きさにもなれば、
その『重量』はケタ違いに重くなるので、

もともとエンジン車を前提とした設計だと、
車体の重量バランスが、
EVとエンジン車とでは大きく異なって、
同じ外観ながら中身は全く別の車・・
という状況になってしまうんですね。

という訳でEVには、
EVなりのボディーを専用設計しないと、
そのEVが持っている本来の乗り心地は、
十分に発揮できません。

関谷はやと

 
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