軽トラック市場は競争から協力へ・・ 

From:関谷はやと



僕がいつも目を通している
車業界向けの日刊紙の紙面に、
軽トラックを作っているメーカーの
ダイハツとスズキが、
『農業関連事業』の分野で
協力を始めたという記事がありました。

その理由として、
軽トラックの主要ユーザーの一つである
農家の多くが、
働き手不足や後継者不在という、
深刻な問題を抱えているため、

軽トラックの市場そのものも、
年々縮小しているんですね。

ちなみに、
農業だけに限っていえば、
松山のような地方都市に住んでいると、
畑や田んぼはたくさんあって、
軽トラックの需要もそれなりにはあるものの、

市場全体を10年前、20年前、
という視点で見た場合、やはり
軽トラックの需要そのものが縮小しています。

そこで、本来ならダイハツとスズキは、
ライバル同士であるはずなんですけど・・

実際に軽トラック市場を見てみると、
両社が同じ課題を抱えていることに気づき、

そこで農業分野においては
『競争ではなく協力』という認識のもと、
今回の協力関係が生まれたんですね〜

で、実際に
どんな取り組みをしてるのかというと、

これまで、
山間部の農場では(兵庫県の丹波篠山市)
数十キロもある農薬タンクを
人が背負って散布していたんですが、

軽トラックの荷台にドローンを搭載し、
そのドローンで農薬の散布を行って
重労働を解消する取り組みをしてるそうです。

地方の、
特に山間部にあるような農場だと、
大抵の場合、そこで働いているのは
高齢者の方々で、

農作物を作るスキルは優れていて、
経験も豊富なんですが、
ただ農薬散布のような重労働が付いて回ると、
農業を続けたくても、
体力を理由に出来なくなってしまうんですね。

これは農業にとって、ものすごい損失です。

また機械を使った省力化や効率化も、
頭では分かってはいるものの、 
実際にやるための資金や技術は、
一体どうすればいいのか?となります・・

そこで、ダイハツやスズキのような
最新の技術や人材を抱えているメーカーが、
その問題を解決するために
農業支援活動を始めた訳ですが・・

これによって
農業が活性化すれば収益性もあがり、
労働力不足の解消に
つながるかも知れません・・

そう考えると、
軽トラック市場の縮小というのも、
大変な事には違いないですが、

良い方向に向かうという可能性は、
秘めているような気がします。

関谷はやと

 
***********************

メールマガジン【三栄自動車のメルマガ】

発行責任者:関谷はやと (三栄自動車)

〒790-0054 愛媛県松山市空港通2丁目14番7号
ホームページ:  https://3ei-j.com/
メールアドレス: info@3ei-j.com

メルマガは自動配信がおススメ(無料です!)
希望される方はコチラ↓の登録フォームまで
【三栄自動車のメルマガ】
https://55auto.biz/3ei-jseibi/registp.php?pid=1

***********************

メルマガの配信を解除される方は、
コチラをクリックして下さい。

https://abfll.biz/brd/55s/3ei-jseibi/mail_cancel.php?cd=05rtLFeSX90Bk1

愛媛・松山のレンタカー・車検整備・板金・塗装なら
三栄自動車!
TEL:089-972-1082 受付時間 9:00-19:00
(祝祭日は9:00-17:00/但しサービス工場は休業)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です