ホイールベース 

From:関谷はやと

日差しが強いこの時期には、
あまり見かけませんが・・

もう少し涼しくなってくると、
車の屋根を取り払った『オープンカー』が
走っている姿をよく見かけます。

ところで、大抵のオープンカーは、
可動式のルーフ(屋根)となっているので、
日差しが強いとか雨が降っているときでも、
ルーフを閉じておきさえすれば、
快適に走ることが可能です。

こんな風に、
1台で二役をこなすことができる
マルチユースな車って結構あるんですけど、
 

アウディ スカイフィア
ボディー中心の『くの字部分』が伸縮

実はつい先日、アメリカで公開された
アウディのコンセプトEV『スカイスフィア』は、
オープンカーにするだけじゃ飽き足らず、

なんと車の全長を25センチも、
伸縮させる構造になっているんですね〜(驚)

しかも、それがボディーの前端や、
後端に付いている部品が伸縮して、
単に全長が変わるという訳じゃなく、

車のボディーの、
ちょうど真ん中あたりが伸縮して、
前タイヤと後タイヤとの間隔が変化する様に
なっているんですよ。

ちなみに、この間隔のことを
『ホイールベース』と呼んでいて、
車の走行性能(特徴とか乗り味)を
決める重要な役割を持っています。

一般的な特徴として、
例えば全長が同じ車の場合、
ホイールベースの長い車の方が、
直進安定性に優れています。

特に、こうした特徴が好まれるセダンは、
ホイールベースを長く取ることによって、
もう一つの目的である『4枚ドア』を
採用しやすいというメリットも生まれます。

逆にホイールベースの短い車は、
回転性(曲がりやすさ)に
優れているという特徴から、
スポーツカーやスポーツタイプの車に
設定されています。

実際にこの車を作ったアウディも、
ホイールベースが長いときは、
自社の最上級セダン並みに、

短くした時は、
自社のスポーツモデルと同じ走行性能を
楽しめる車になっている、とコメントしています。

そう考えると、
スポーツカーに2ドアが多いのは、
後部座席に人を乗せるなんて、
スポーツカーらしくない・・
といった観念的な理由じゃなく、

(でも実際には、その理由が
通説になってるんですよね・・笑)

スポーツカーらしい
走行性能を手に入れるために、
あえてホイールベースを短く設定していて、

そのため後部ドアのスペースが確保しにくく
2ドアにせざるを得ないという側面も・・

そのくらい
『ホイールベース』というのは、
車の個性を決定づけるときの、
重要な要素になっているんですね〜

まあ、
アウディの最上級車に乗るようなユーザーが、
1台でセダンとスポーツカーの両方の
乗り味を楽しみたい、なんて思ってるのか!?

たぶん少数だと思いますので・・

アウディにとっては、
セダンに乗っているユーザーには、
スポーツタイプも、もう1台どうですが?

その反対に、
スポーツタイプに乗っているユーザーに対しては、
セダンもどうですか?みたいな

追加購入のきっかけ作りが目的の
コンセプトカーなのかも。

関谷はやと

 
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