電動化への本気度 

From:関谷はやと


つい先日のメルマガで、ホンダが、
今から3年後となる2024年に
軽自動車のEVを登場させ、

さらに2040年には、
新車販売をEVか燃料電池車だけとし、
エンジン(内燃機関)から撤退する、
というお話しをしました。

僕も、最初この話を聞いたときには、
『ホンダがエンジンやめてどうするの!?』
と、さすがに驚きましたが・・

ホンダが取り組んでいることを見ていて、
改めて気付いたのは、
『どうやら本気らしい・・』ということです。

そこでいくつか例を挙げてみると、

つい先日発表された、
ホンダとインターネットショップ大手、
楽天との共同による実証実験で使われる
自動配送ロボットです。

そして、
以前このメルマガでも話題にした、
建設機械大手のコマツとの共同開発による、
電動式の小型パワーショベルです。

ここで興味深いのは、、
楽天の自動配送ロボットも
コマツの電動パワーショベルも

ホンダが開発した交換式の充電池
『バッテリーパック』を採用してるんですね〜
(ホンダではモバイル・パワーパックと呼んでます)

知ってのとおり電動車は、
エンジン車のようにガソリン給油が不要で、
排気ガスを出さないため、
CO2を排出しません。

ところが、その反面、
エンジン車に給油するのと比べて
バッテリーの充電には時間がかかり、
それが電動車普及のネックとなっています。

つまり、
環境に配慮した素材で作られた
食品や衣料品や消耗品のような、
『使い切り』で済む商品とは、
決定的な違いがあるんですね〜

そのため多くの自動車メーカーは、
充電時間が短く出力の高い、
高性能なバッテリーを開発しようとして、
莫大なコストを投入します。

もちろんビジネスですから、
投入したコストを回収するため、
バッテリー開発で得られたノウハウは、
自社だけのものにしておいて、
早く収益を上げよう、となります。

ところが、、
高性能なバッテリーを
開発したからといって、

必ずしも売れるかというと・・
当然、勝手に売れるはずもなく(泣)

そこには『販売力』という
別の要素を備えておかなくちゃ
いけないんですよね〜

そこでホンダが採った戦略は、
まず高性能で使い勝手の良い
交換式のバッテリーパックを開発し、

それと同時に、
建設機械や配送車のような、
他業種で使ってもらうことで、
『同じ規格のバッテリー』を
普及させることを優先したんですね〜

ちなみに、
これとよく似ているのが、
パソコンのソフトウェア・・

両方とも、一度使い始めたら中々、
他社のものに切り替えるのが
難しいですからね・・(笑)

という訳で、
ホンダの電動化に対する本気度は、
『モバイル・パワーパック』に
込められているんじゃないかと思います。

関谷はやと

 
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