高価過ぎて買えない・・泣 

From:関谷はやと

以前にもこのメルマガで
お話ししたことがあるんですけど、

日本でスポーツカーを中心に、
製造されてから30年近く経った車の
『補修部品』が復刻版として、
販売されるケースが話題になっています。

ところが、、
インターネットのある記事を読んでいると、
この『補修部品』があまりにも高価過ぎて、
手が出せない・・

その理由として、
市販車と同じ基準で作られている事、
少量生産のためコストがかかるといった、

自動車メーカーで働いた経験がある
僕からすれば、とても納得のいく理由が
挙げられていた一方で、

どんなに高額でも
お金を払えば部品があるだけ幸せだと・・

補修部品が手に入らないばかりに、
修理をあきらめざるを得ないことが多い、
という現状よりは、
それでもマシだと締めくくられていました。

ちなみに、車の改造に熱心な
アメリカをはじめとする海外では以前から、

特に人気のあるモデルについては、
生産終了となった後も、

自動車メーカーばかりじゃなく、
『サードパーティー』と呼ばれる業者が、
(直訳すると第三者みたいな意味です)

ユーザーのために
補修部品を積極的に供給するという
ビジネスモデルが確立されていて、

実際に三栄自動車のお客さんの中にも、
50年近くも前に製造されたアメリカ車なのに、

ドアやボンネットのような
外装部品じゃない限り大抵の補修部品なら、
今でも手に入るようになっていました。

まあ、この差は
日本のユーザーのように
車そのものを1つの大きな財産、
としてとらえるんじゃなく、

自分の目的を達成するための
道具としてとらえる気質が強いので、

可能な限り修理したり、
自分の気に入るように改造する、
という考え方に発展したんだと思います。

その上、日本では
自動車メーカーによって作られた
純正部品と呼ばれる補修部品が絶対で、

さっきお話しした『サードパーティー』は
それよりはレベルが劣る・・
みたいな考え方の、いわゆる
『純正部品絶対神話』が浸透していて、

そもそも海外では、
精度や信頼性という面において、
日本の自動車メーカーほどの、
こだわりを持って作ってる訳じゃないので、

サードパーティーが受け入れられる
背景があったのも大きな要因だと思います。

話を日本市場に戻します・・

今の時代、精度や信頼性を
そこまで必要としない補修部品なら
スキャナーと3Dプリンターを使えば、
コストを抑えながら
生産していくことも可能なので、

この辺りは自動車メーカーが
補修部品の寸法や材質や
安全基準といった『元データ』を、
サードパーティー向けに公開していこう・・
(もちろん有料ですよ)

そんな風になっていけば、
補修部品が高価過ぎて手が出せない、
という状況も変わっていくと思います。

関谷はやと

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