最も理想的で夢のような環境 

From:関谷はやと

日産専属のチューニングメーカー

『ニスモ(NISMO)』から、

このたび、すでに生産終了している

高性能2ドアスポーツカー

『スカイラインGT−R』に乗っている

ユーザーを対象にした

レストア(再生)事業を開始することが

昨日ニュースになっていました。

レストアされたスカイラインGT−R

ところで、

一般的なレストアというのは、

劣化したパーツや装置、あるいは

車そのものを手直しすることで、

新車として販売されていた当時の姿に

より近づけていく手法のことで、

その分、手間と費用のかかる作業です。

ただ、レストアの対象となる車って、

そのほとんどが生産終了されてから、

すでにかなりの年月を経過しているので、

傷んでいるパーツを取り換えたくても

新しいパーツが存在しない・・

といったケースも実は多いんですよね。

そのためレストアにも、

ブレーキやサスペンション周りという風に、

市場から入手可能な消耗パーツを

交換するだけ、といったものから、

エンジンやミッション(変速機)だけを

オーバーホール(分解・組み立て直し)するとか、

ボディーだけを再塗装するという風に、

より大きなユニットに区切って再生するなど、

予算やパーツの供給状況に合わせた

様々なレベルがあります。

ところが!

今回ニスモが提供する

スカイラインGT−Rのレストア事業は、

ユーザーが希望すれば

新車の生産工程をさかのぼるような手順で、

車からエンジンやシート、ガラスといった

すべてのユニットやパーツを取り外し、

その上、さらに

ボディーやエンジンといったユニットの

一つ一つがオーバーホールされ、

最低でも新車時の品質基準以上に

仕上がったものだけが再度組み立てられ、

テストドライバーによる最終チェックを経て、

ようやくユーザーの手元に戻されるという、

いわゆる『フル・レストア』までを

実施するんだそうです!(驚)

実際にニスモのホームページでは、

フル・レストアしている工程を

見ることができますが、

スカイラインに乗っているユーザーにとっては、

最も理想的なレストアをしてもらえる

まさに夢のような環境なんですね〜

これを人の身体に例えるなら、

全ての医療施設と

専門のスタッフが整っている病院で

人間ドックを受けているようなイメージです。

ただ、こういった環境を整えるには、

ヨーロッパの高級スポーツカーメーカーのように

手作業で車を作り上げていくくらいの

設備投資が必要となるはずです・・

ちなみに、ヨーロッパでは、

古くからレストア事業が行われていますが、

その理由を考えてみると、

決して安い買い物じゃない高級車だけに、

ユーザーには長く大切に乗ってもらいたい、

という思いがあるのと同時に、

レストアを請け負うことで、

それだけ早く設備投資の費用が

回収できるという事情もあると思います。

なので、

俗な話題でいうとニスモは、

一体いくらでフル・レストアを請け負ってるのか?

興味の沸くところではありますが・・(笑)

ただ、そんなことよりも今回、

日産からレストア事業が生まれた背景を考えると、

日本の自動車メーカーにも、ようやく

買い替えを勧めるだけのビジネスモデルから、

本当の意味で車を長く大切に乗ってもらいたい、

そう考えるように変わったんだと感じました・・

関谷はやと

 ***********************

メールマガジン【三栄自動車のメルマガ】

発行責任者:関谷はやと (三栄自動車)

〒790-0054 愛媛県松山市空港通2丁目14番7号

ホームページ:  https://3ei-j.com/

メールアドレス: info@3ei-j.com

メルマガは自動配信がおススメ(無料です!)

希望される方はコチラ↓の登録フォームまで

【三栄自動車のメルマガ】

https://55auto.biz/3ei-jseibi/registp.php?pid=1

***********************

メルマガの配信を解除される方は、

コチラをクリックして下さい。

https://abfll.biz/brd/55s/3ei-jseibi/mail_cancel.php?cd=05rtLFeSX90Bk1

愛媛・松山のレンタカー・車検整備・板金・塗装なら
三栄自動車!
TEL:089-972-1082 受付時間 9:00-19:00
(祝祭日は9:00-17:00/但しサービス工場は休業)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です