実はEVの走りだった車 

From:関谷はやと

最近の車関連のニュースを見ていると、

『電動化』に関する話題が多いですよね。

まあ、僕の場合メカニックとしての経験は

エンジン車が中心の時代だったので、

電動化に向かっていることについては、

少し寂しさを感じるんですけど・・

ただ、こうした流れは何も、

自動車メーカーが、動力をエンジンから

電気モーターに変えりゃ目新しさも手伝って

車が売れるだろう!

みたいな発想からじゃなく、また、

車に乗ってる人がエンジン車に飽きたから、

という訳でもありません・・

実は世界的な経済・エネルギーの政策が、

石油を中心とした従来のシステムから、

電気に変わろうとしている中で

起きている現象なんですね・・

となると自動車メーカーも、

ビジネスでやってる以上、

この流れに乗らなければなりません。

当然ながら、ここ数年の傾向として、

新型車が発売されるタイミングでも、

ハイブリッド専用とかEV専用モデル

という風にバリエーションが、

必ずしもエンジン車だけ、

という感じじゃなくなってますよね。

まあ、最近でこそHVやEVが

ごく普通にラインアップされるようになりましたが、

ところで、自動車メーカーは、

一体いつ頃から、今のような環境になることを

予想して準備していたんでしょうか・・

その一つの例として、

今から22〜3年前ドイツのメルセデスベンツから、

初のFFモデル(エンジンと駆動輪が前方にある車)

『Aクラス』を発売しました。

初代Aクラス

見てもらうと分かるように、

それまでのベンツとは一変して、

『タマゴ』のようなユニークなボディー形状で

前後のタイヤもボディー両端に配置されています。

ベンツいわく、

コンパクトカーでも(実際には短いだけですが)

従来モデルと同様に正面衝突時の安全性を

確保しようとしたら、

結果的にこのようなボディー形状となった・・

と語っていました。

ちなみに、この形状のおかげで、

もし正面衝突してもタイヤが衝撃を吸収し、

同時にエンジンやその他の装置が

床下へともぐり込むことでボディーの損傷が免れ、

車室内にいる乗員の安全を確保しています。

実はそれだけじゃなく、

FF化によってエンジンや走行装置の

全てが前方に収まることで、

将来は電気自動車や、

水素を燃料にして発電する燃料電池車の

システムを、このAクラスに採用する計画が

すでに当時からあったそうで、

実際に燃料電池車も販売されています。

(全く売れませんでしたが・・)

実は僕もこのAクラスとは縁があって、

発売されて間もない頃、

高知県に住んでいる

あるお客さんに購入していただき、

四国でも最初の5台のうちに入るんじゃないか?

というくらいの早い時期に、

この車と関わることができました。

実際、ナンバープレート取得のため、

高知県の運輸支局に乗って行った時には、

知らないクルマ屋さんからも

『写真撮ってもいいですか!?』と、

たくさん声を掛けられましたよ(笑)

関谷はやと

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