BMWミニのEVを見て 

From:関谷はやと

昨日のニュースや新聞によると、

イギリスのジョンソン首相は、

CO2排出量削減の一環として、

車のEV化を進めるにあたり、

以前発表していたスケジュールから

さらに前倒して、2030年に

ガソリン車とディーゼル車の新車販売を禁止し、

その5年後となる2035年には

HV車のも禁止するという発表をしました・・

当然ながらイギリス国内には

日本車メーカーの現地工場があるので、

このニュースを聞いた人たちは、

『いやいや、待ってよジョンソン首相!』

みたいな心境だったんじゃないかと思います。

しかし・・

2030年といえば、あと10年ですよ。

それまでに、イギリス国内で販売する

新車(乗用車)のすべてをEVまたはHVに、

さらにその5年後にEVだけというのは、

スケジュール的に見ても、

すでに機能している産業構造を

新しく変えていくにしても、

かなり大胆な政策だと思いますよ。

まあ、この政策を実現させるためには、

まず自動車メーカーがEVの生産で

採算が出るようにならないと・・

そんな中、

イギリス発の自動車ブランド『ミニ』から、

タイミングを合わせるかのように

『アーバノート(Urbanaut)』

というミニバンの

コンセプトカーが発表されました。

(もちろんEVです)

ボディーの形状や

透明感のあるカラーリングを見ていると

車というよりも、何だか『動く部屋』

みたいな感じがしますね〜

ところで、

知ってる人もいるかと思いますが、

ミニは現在、ドイツBMWグループの

ブランドとなっているので、

グループ化されてからのミニは、

車検証に記載されている車名が

『BMWミニ』となっているんですよ。

で、そのBMWなんですけど、

今から30年ほど前に、

リサイクルだったか製品開発の担当をされていた

ある重役の方が、

ドアやボンネット、天井といったボディー外板の

素材を開発している現場に向かって、

『君たちがこれからしなくちゃならないのは、

透明な鉄を作ることだ!』というコメントをした。

ある自動車雑誌に、そんな記事が載っていたのを

今でも憶えています。

というのも、当時の僕は、

ちょうどトヨタで車のボディーを製造する部署の

エンジニアをやっていて、

『鉄が透明になる訳ないやろ!』というのを

理論的にも経験的にも分かっていたので、

この人(BMWの重役)は、

一体何が言いたいのだろう・・

そのことが、

ず〜っと引っ掛かってたんですよね。

でも、この透明感のあるボディーを見たとき、

『鉄』の代わりになる素材で、

ボディーが作れるように考えろ!

ということが言いたかったんだと・・

30年経って、ようやく理解できました。

関谷はやと

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