鹿の行き先が見つからない! 

From:関谷はやと

新聞のインターネット版に
『中山の鹿 引き取って(愛媛県)』
という見出しの記事があったので読んでみると、

僕が住んでいる松山市の隣にある、
栗の産地として全国的にも有名な
『伊予市中山町』という地域には、

『鹿牧場』なる施設があって、

開設当初は25頭ほどだった個体数が、
30年ほどの間に40頭にまで増えてしまい、
エサとなる敷地の草の生育も追い付かず、

そのため、むき出しとなった地肌が、
豪雨によって土砂を流出させたり、

フェンス倒壊による補修費用の出費、
さらには追加のエサ代もかさむ・・
などの理由で飼育し切れず、
とうとう運営難になったそうです。

そこで中山町は、
無償(でもいいので)譲渡先を探していますが、
あいにく地元の動物園も
『鹿なら間に合ってます・・』という理由でムリ、

また松山市沖の無人島で鹿を飼育している
『鹿島』という小さな島も、
県の天然記念物である固有種なので
混同させるわけにはいかない、

という理由から受け入れはムリ・・

そんな訳で、メディアの力を借りて、
窮状を訴えようとしたんだと思いますが・・

しかし中山町は、
そもそも何で鹿牧場を開設したんでしょう?

記事によると、当初は、
ジビエ料理の食材として飼育する目的
だったそうですが、どういう訳か観光目的へと
方針転換されて現在に至ったようです。

ところで、この鹿牧場・・  スイマセン

地元に住んでいながら、
そんな施設があるなんて知りませんでした。

(なので、あまり大きく言えませんが・・)

たぶんどちらも
『鹿を利用した地元産業の振興』という、
目的自体は同じだったんでしょうけど、

食材の飼育から鹿を見せる観光へと、
やり方を変えたばかりに、結果として
『見込み違い』となってしまいました。

そこで鹿牧場のために、
何か参考になることがあればと考えていたら、

そういや観光地の鹿といえば、
世界的に有名な奈良公園があるじゃないかと!

ちなみに奈良公園には、
約1300頭もの鹿が生息しているそうですが、
驚いたのは、あの鹿たちって全頭が、
国の天然記念物に指定されている
野生動物だったんですね〜

さらに驚きなのが、
奈良公園の総面積約511ヘクタールという、
超広大な敷地です(東京ドーム約110個分)
これならエサにも困りません。

なので、もし中山町の鹿牧場が、
奈良公園の敷地と鹿の頭数を同じ割合、、
つまり人口密度ならぬ『鹿口密度』にするなら、

40頭の鹿に対して、
約16ヘクタールの敷地が必要となり、
(400メートル四方、東京ドーム3.5個分)
いくら土地が安い地方の小さな町村でも
これだけの敷地を確保するのは無理です。

ということで、事業としてやるなら、
やはり当初の計画のまま『ジビエの食材』
として鹿を飼育しておけば・・

残念ながら、鹿の行き先を見つける
いいアイデアが思いつきませんでした。

関谷はやと

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