『新玉ねぎ』について真面目に考えてみました。 

From:関谷はやと

インターネットニュースを見ていたら、
ちょっと複雑な気分にさせる記事がありました。

それが、今ちょうど
『新玉ねぎ』収穫の時期なんですけど、
岡山県で外食産業向けに
玉ねぎを生産している農場では、
出来が良かったにもかかわらず、

今回のコロナショックの影響で、
需要がほとんどなかったため、
出荷先を失った1500トンもの
『新玉ねぎ』を廃棄処分せねばならず、

記事中の写真には、
トラクターに取り付けたカッターで
無残に切り刻まれた

大量の新玉ねぎが転がっていました・・

しかし、
いくら採算性が悪くなるからといっても、
食べ物を廃棄しなくちゃいけない状況が
起きること自体、
今の経済システムそのものが、
もう限界に達してるんじゃないかと
思うんですよね・・

というのも、今回の玉ねぎにしたって、
あらかじめ収穫時期は読めてる訳なんで、

出荷見込みがなくなった時点で、
『いる人は取りに来てください』
みたいなことが素早くできれば

少なくとも全量廃棄までには
ならないはずですよね。

ちなみに
僕は『新玉ねぎ』が大好きなので、
もし本当に
『いる人は取りに来てください』となれば、
迷いなくもらいに行きますよ!(笑)

しかも玉ねぎって、
上手に保存すれば何ヶ月も保つので、
仮に毎日1玉(300gとしましょう)を
食べようと思えば1年で、

300g×365個=約110キログラムとなり、

すると今回廃棄される1500トンを
『いる人は・・』で分けるとするなら、
およそ1万4千人近くの人に
行き渡ることになるんですよね〜

まあ、こんなことを言うと、
移動の制限がある今の状況で、
『もしものことが起きたらどうするんや!?』
ってなるんでしょうけど・・

でも、だからといって、
せっかくできたものを廃棄するのは、やはり、
経済システムのどこかに問題があるはずなので、

こういった非常時には、
政府なり自治体が『いる人は・・』のように、
適正な価格で全量買い上げて、
食料の必要な地域に持っていく、
みたいなシステムがあれば生産者も、
安心して作ることが出来るんじゃないかと。

でも、ここで大事なのが、
こういったシステムを運用するのは
あくまで『非常時』に限定されるべきで、

そうじゃないと、
本来買い上げなくちゃいけないのは、
そもそもの購入契約や生産発注をおこなった
外食産業なので、
まずはそこが、『廃棄ロス』を見込んだ
ビジネスモデルから抜け出して、

その代わり
可能な限り廃棄せずに済む仕組みを
常に用意しておけるような経済システムが
今後は必要じゃないかと思います。

ところがこれも、
『特定の業種ばかりを優遇するのか?』
という話になるんですけど、

ただ、、食べ物の場合は、
例え外食産業とはいっても他の産業と違い、
僕たちにとって大切な
『食』を担ってるという側面もあるので、

そこは『食料自給』という
もっと大きな視点で考えていかなくちゃ、

『(需要を)当て込んで
大量に作った君たちの自己責任だ・・』
のままでは、食を担ってくれる人が
この先本当にいなくなってしまいます。

関谷はやと

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