トヨタ初に対して僕の仕事は・・
From:関谷はやと
いつもあなたに読んでもらっている
このメルマガでも、
たびたびお話ししていることで・・
僕が三栄自動車で車の販売や
メンテナンスの仕事をする前、
つまり前職なんですが・・
実は地元(愛媛県)の工業高校を
卒業してすぐに、縁あって
愛知県にある自動車製造メーカーで
車を作る(造る)仕事をしてたんですよ。
ちなみに、その会社名はトヨタです・・
ハイ、
今では『世界のトヨタ』という地位を
不動のものにした感のある
あのトヨタ自動車にいたんですね〜
そこで生産工場の技術者として
色んな形状のパネル(鉄板)を溶接して
ボディーを組み上げていくというセクションを
担当してたんですが、、
中でも思い出深かった仕事は、
入社してからわずか2年目の
昭和の終わりから平成にかけての時期に
バブル経済の象徴ともいわれてた
『ソアラ』というモデルの
オープンカー生産を任されたことですね。
『ソアラ』って、
昭和世代の人にとっては、
懐かしい響きでしょ?
インターネットで検索すれば
今でもその姿を目にすることができますが、
『ソアラ エアロキャビン』
と名付けられたこのモデルは、
たしか、
僕が任される前年に開催された
東京モーターショーの
『コンセプトカー』として登場したモデルを
わずか500台限定!という
超少量生産で行うというプロジェクトでした。
ところで、
この500台という数字って、
実は世の中から『量産車』として
認められるための必要最小数でして・・
そのため、予算や人員の投入も
必要最小限にとどめられ、
他のモデルを担当してた人と比べても
仕事量や責任範囲は大きくなり
雑用みたいなことから、
『それ一つ間違えたら大損害だろ!?』
といったことまでこなすという、
まさに『何でもやりなさい』的な状態でした。
ちなみに、
500台限定の理由が分かってくるのは、
当時からずっと後の、
この最近になってからなんですが・・
またトヨタの場合、
通常なら僕みたいに、
入社して2年ほどの経験しかない技術者には
必ずベテラン技術者が付きっ切りで
指導する仕組みになってるんですけど・・
しかし先ほどのような事情から、
『大丈夫!お前1人で何とかなる!』
みたいな、何の根拠もない
周囲の方々からの厚〜い信頼と(笑)
『失敗したら分かってるだろうな・・?』
という暗黙のプレッシャーの中で、
『ソアラ エアロキャビン』の生産が
スタートした訳です・・
ところが!
そのとき、僕と同じ部署にいた、
大学院卒で工学博士号まで
取得しているという同期入社の人には、
トヨタが初の海外向け高級車として、
満を持して開発した『レクサス』で、
(日本ではセルシオというモデル名)
僕と同じ内容の仕事を任されることに・・
しかも、
僕の担当する『ソアラ エアロキャビン』には
様々な部署の掛け持ちでようやく集まった
10名ほどのメンバーなのに対して、
『レクサス』には、
本社からの技術者派遣も含めて
専属メンバーが総勢100名はいようか、
という桁違いのスケール!
しかも、
既設の生産ラインを利用して、
500台を細々と生産するのに対し、
レクサスは『第3工場』と称して、
新たな工場建屋を
丸ごと建ててしまうという予算規模。
まあ僕の方は
本人が望むと望まざるとにかかわらず
『責任者』的な存在で、
同期入社の人は『メンバーの中の1人』
ではありましたが、、
ただ、この状況を、
『サラリーマンの出世競争ドラマ風』
に重ねてみれば誰だって、
『あんた(僕のこと)には同情するけど・・』
『まあ、せいぜい頑張りや〜』
みたいに思うんじゃないかと・・(笑)
次回以降に続きます。
関谷はやと
***********************
メールマガジン【三栄自動車のメルマガ】
発行責任者:関谷はやと (三栄自動車)
〒790-0054 愛媛県松山市空港通2丁目14番7号
ホームページ: https://3ei-j.com/
メールアドレス: info@3ei-j.com
メルマガは自動配信がおススメ(無料です!)
希望される方はコチラ↓の登録フォームまで
【三栄自動車のメルマガ】
https://55auto.biz/3ei-jseibi/registp.php?pid=1
***********************
メルマガの配信を解除される方は、
コチラをクリックして下さい。
↓
https://abptu.biz/brd/55s/3ei-jseibi/mail_cancel.php?cd=05rtLFeSX90Bk1
愛媛・松山のレンタカー・車検整備・板金・塗装なら
三栄自動車!
TEL:089-972-1082 受付時間 9:00-19:00
(祝祭日は9:00-17:00/但しサービス工場は休業)