送料が争点に・・ 

From:関谷はやと

つい先日、ネットショップ大手
楽天の三木谷会長が、
昨年8月に発表したとおり、
購入金額が3980円以上の商品については、
今年3月18日から『送料を無料にする』
という方針を予定通り実施します。と、

楽天の出店者を集めた会合の場で
改めて宣言したことが話題になっています。

しかも三木谷会長は、
政府や監督官庁である公取(公正取引員会)
と対峙(たいじ)してでもやり抜く!
という超強気の発言をしたそうです・・

しかし、かえってこの発言が、
楽天は何の負担もせず、
我々だけ(出店者)に送料を押し付けるのか!?
といった内容で、
大小さまざまな規模の出店者から
反発を招く結果となりました。

僕もネットで色々見てたんですけど・・

まあ、今回の件では
楽天の三木谷会長に対して、
ものすごい表現で批判している
『出店者』や『楽天ユーザー(購入者)』が
数多くいましたね・・

また、ちょうどこの一件と、
タイミングを合わせるような形で、

『カジュアルワークウェア』という、
新しい市場を開拓したことで、
いま最も注目されている『ワークマン』が
自社の通販サイト立ち上げに伴う
楽天からの撤退を発表したことと重なって、

先ほどの出店者たちからは、
『楽天の方針に異を唱えてくれた象徴』
のように持ち上げられ、

その結果市場では、
出店者の『楽天離れ』が加速するのか?
とも言われています・・

たしかに、
世界規模のネットショップ『アマゾン』も
数年前からすでに『送料無料』というのを
セールスアピールしていて、
競争相手である楽天も
この流れに進んでいくのは、
ある程度必然といえるでしょう。

ただ、、
冷静に考えてみると、
楽天の三木谷会長にしたって、
出店してくれているパートナーに対して、

そんな思い付きで
発言できるレベルの内容じゃなく、
『送料を無料にする』と決断するにも
相当な覚悟があってこそだと思うんですよね。

なので、
批判したい気持ちも分からなくないですが、、

それより出店者側も、

自社の販売力だけじゃ
誰からも見向きされない商品を
売れるようにしてくれた楽天が、
他社との競争で苦境に立たされているなら、

どんなアイデアを使えば
自社で送料をカバーすることができるか?

くらいの心意気で、
ビジネスに向き合うべきじゃないかと・・

こんな風に言うと、
何か僕がエラそうなことを言ってるように
思われるかも知れませんが・・

でも実はこういったケースって、
ネットショップだけに限らず、
僕がビジネスをしている車業界にも
リアルに当てはまってるんですよね。

それが、
メンテナンスや修理のためお客様の車を
引き取ったり、納車したりするのを
ほとんどが『無料』で行われているケースです。

さすがに、交通費がかかったり、
動かない車を引き取ったりする際には、
もちろん費用をいただいてるので、
『どんなケースでも』という訳じゃないですが・・

でも、これにしたって、
『お店側だけがコストを負担している』
みたいに、一方的に考えてるだけじゃ、

僕はダメだと思って、引き取りや納車を
『試運転を兼ねている』とか

お客様の方から
『訪問する理由をいただいた』と、
とらえるようにすることで、

じゃあ、どういう行動を取れば、
それを収益に結び付けることができるか?

そう考えるだけでも、
ビジネスのネタは見つかるんですよね〜

なので、
楽天出店者の方々には、
楽天との送料に関する話し合いが、
『争料』になってしまわないように、
必死でアイデアを出して
頑張ってほしいと思います!

関谷はやと

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