EVの進化例をひとつ 

From:関谷はやと

いまテレビCMで、
日産から販売されているEV
『リーフ』だけで家庭用の電源を
全て賄おうというのをやってますが・・

見たことがありますか?

ちなみにこれ、電気の流れが、
車から家へとなってることから
『ビークル・トゥ・ホーム』
とも呼ばれていますが、

僕が聞いた情報では、
満充電の状態から目安として
おおむね2〜3日分もの電力を
1台のリーフに搭載された電池
(バッテリー)だけで賄えるそうで・・

このため、
災害時などで停電した際の
非常用電源としても注目されています。

さらに家の屋根に
ソーラーパネルを設置して、
深夜電力なども利用すれば、
電気代そのものはかなり抑えられるし、

いいことづくめのような
『ビークル・トゥ・ホーム』なんですが・・

ただそれは、
1つの家族で1軒の家と1台の車
という単位で見れば、の話で、
EVやEV用バッテリーと、
それに関連する部品や装置を
製造しているメーカーにすれば、

全てのユーザーが
EVに向かってしまうと、
EV用の『バッテリー』の材料
レアメタル(希少金属)が
足りなくなって困る・・
という事態になってしまうそうです・・

これって、
エンジン車が増えて石油が足りない・・
というのと似ていますよね。

さらに、
排気ガスを出さないEVで走ること自体は、
もちろん進めていかなくちゃいけないけど、

1台のEVには重さ数百キロの
バッテリーが搭載される訳で・・

そのEVが走ることで道路に及ぼす影響や
またユーザーにとっても
タイヤの摩耗が進みやすい問題を
メーカーとして考えていくと、

やはり『重さ』に対しては
何かの手を打たないとヤバいぞ!?

というムードになっています。

そこで一つの方法として、
充電(給電とも呼ぶそうです)しながら
走ることができるEVならば、
重くて大きなバッテリーを積まなくても、
必要最小限まで小さくできるんじゃないか?
という『ワイヤレス給電システム』が

先日開催された
『東京モーターショー』
で提案されていました。

どんなのかというと、

スマートフォンの『おくだけ充電』みたいに、

道路の下に一定間隔で『充電(給電)器』
を敷設(ふせつ)することで、
ワイヤレスの充電装置がついた車なら
走りながら充電できるという仕組みです。

すでに、インフラとして実用可能かどうか?
検証のため実験してるらしく、

もし、これが実現すれば、
バッテリーの重さ数百キロ分が浮くので、
タイヤにも道路にも優しいEVとなるし、

何より、
コンセントを接続する手間と
充電時間が不要になります。

ただ、その分
『ビークル・トゥ・ホーム』の際の、
電源使用可能日数は、
今より短くなるかも知れませんが、

でもまあ、、今のところは
『ビークル・トゥ・ホーム』自体、
あくまで非常時のためだと、
そこは割り切って考えれないと・・
と思います。

関谷はやと

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