プレミアは誰のもの? 

From:関谷はやと

モノや商品、サービスに、
通常の取引き価格以上の値打ちがつくことを
『プレミアム商品』とか『プレミアがつく』
あるいは単に『プレミア』っていいますよね。

ここでよく聞くのが、
数量限定とか有名人が関わってるとか、
特別なカラーリングだとか、
普段販売してる物に
ちょっと手を加えるだけで、
価格がハネ上がったりする現象や、

それ以外だと
すでに販売が終了してる品物が、
発売当初の人気はそうでもなかったのに、
何かのきっかけで再ブレイクして
それでプレミアがつくといったもので、

例えば、もしあなたが
ある品物を持ってたところ、
たまたまその品物にプレミアがついた・・
なんてラッキーなことを聞くと、

『自分には先見の明があった!』
みたいな優越感に浸ったり、

別にそれでお金が増える訳でもない
というのが分かってても、
何だか得した気分になると思いませんか?

そんな訳で、
モノを買うという行為には、
自分の欲求を満たしてくれる、
という側面もあります。

この欲求を満たすための基準を
『価値観』なんて表現したりしますが

ところが、、
この価値観以上のものを、
品物を買う前からアテにするというか
求めてしまうと・・

例えば
『プレミアがついたら転売してやろう』
みたいなことですが・・すると、
いい悪いは別にして、
『買い物』という行為自体が
一気にビジネスライクになってしまいます。

で、こうなるともう『仕入れ』となり、
買い物とは意味合いが異なってきます。

前置きが長くなり過ぎましたが・・

実は、このたび造幣局から
令和になって最初の記念硬貨が
(表面を磨いたプルーフ硬貨)
発売されることになったんですが、

普段流通している
500円、100円、50円
10円、5円、1円が各1枚ずつに
『令和元年』の銘板を合わせて
化粧箱に収められたセットが、
なんと10倍以上の『7857円!?』

いくら磨きに手間がかかる
プルーフ硬貨だといっても、
また銘板や化粧箱に費用がかかるといっても、
商品(硬貨)の元値は666円なんですよ!

なので、
僕の個人的な感覚を言わせてもらうと、
これじゃあ、造幣局による
『プレミア感の先取り・横取り』
じゃないかと。

というのも、
本来なら、記念だから
そのまま大切に持っておこうとか、
すぐに転売して利益を得るとか、
買った後のことは別にして、

そういった額面以上の価値、
つまりプレミアムって、
まず買った人が得る性質のもの
じゃないかと思うんです。

ところが、そこに造幣局が、

『最初から自分たちの利益は
しっかり確保しておいて・・』

みたいなのが見え隠れすると、

僕たちが持ってる
『価値観』に対して高い金額を
吹っ掛けらてるような気がするのは、
果たして僕だけでしょうか・・?

ただ逆に造幣局から見れば、

『買っときゃプレミアがつくんだから
別に文句ないだろ!』

そう思われてるかも知れませんが・・(笑)

まあ普段から
ビジネスに関わってる僕が言うと、

たとえ純粋な目的で発行された
『記念硬貨』だとしても

こんな風に『欲のせめぎ合い』
みたいに考えてしまうので、

ここはぜひ、あなたから
『プレミアム』
について聞きたいところです・・

関谷はやと

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