SRX 

From:関谷はやと

バイク(2輪車)メーカーのヤマハには、
1978年のデビュー以来、
相次ぐ排ガス規制の厳格化によって、
何度か生産終了を余儀なくされながらも、
昨年末、見事復活を遂げたベストセラーの
『SR』というモデルがあります。

という内容の記事を、たまたま読んだ僕は、
ずっと以前に、僕自身が
バイクに乗ってた頃のことを思い出しました・・

ちなみに、
このSRという車名は、
『シングル(S)、単独』
『ロー(R)、列とか並び』が語源で、
日本語にすると『単気筒』です。
なので、バイク自体の排気量は
400〜500CCもあるのに
燃焼室はたったの1つしかないんです。

早い話、心臓が1つしかない
人の身体と同じような作りのエンジンです。

ところで、
今は自動車ビジネスに関わってる僕ですが、
こう見えても一応
バイクの免許も持ってるんですよ。

しかも、
僕が10代の頃は、
バイクに興味を持ってる人なら、
誰でも一度は憧れてたはずの
『限定解除』された免許証です!(驚)

当時は、
『限定解除を持っている!』というだけで、
尊敬されるくらい合格率の低い(ひとケタ)
技能的にも、とても難しい検定試験で、

しかも教習所じゃなく運転免許試験場で
直接受験しなくちゃならないので、
それは大変なものだったんですよ・・

ちなみに、
世間で言われてる『限定解除』って、

運転免許証を見てもらえば分かりますが、、
(持ってない人は、他に誰か
持ってる方の免許証を見て下さい)

免許の名称のことじゃなく、
原付2輪、小型2輪、中型2輪という具合に、

バイクの排気量ごとに
免許の種類が限定されているのを解除する、
という意味なんです。

なので正確には、
限定解除を『持っている』じゃなく、
限定解除を『している』となります。

また今はどうなってるか知りませんが、

当時は合格しても、免許証の裏側に、
『自二車限定なし』という、
赤いスタンプが押されるだけの、、まあ
難しい試験の割には素っ気ないもんでしたよ(笑)

そして、
7度目のチャレンジでようやく
限定解除できた僕は、
その後、従兄が乗ってた
『ヤマハSRX600』という、
SRのスポーティモデルを譲ってもらい、
晴れて『限定解除デビュー』できたんです!

ところで、

シンプルな『単気筒』のバイクが、
なぜこれほどベストセラーであり続けるのか?

記事を読みながら、
僕自身の経験と照らし合わせてみた答えが、

単気筒ゆえにエンジンの振動が、
ダイレクトに伝わってくる感覚や
その排気音に『人間味』を感じるからだと・・

つまり、乗り物がどれだけ、
デジタル化・電動化が進んでも、

僕たちが感覚として持ってるものまでは、
そう簡単に変わるもんじゃないなあと、
今あらためて思いましたよ。

関谷はやと

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