最初はメチャ高いけど・・　

From：関谷はやと

クルマ関連のニュースより、

イタリアの高級スポーツカーメーカー
『ランボルギーニ』から、

いよいよ今年の９月
『ハイブリッド・カー』の市販車が、
発表されるかも！？という噂が・・

ちなみに、
ランボルギーニは、それまで、
『スポーツカーといえばエンジンだろ！？』
みたいな考え方で車を作ってきてたので、

他のスポーツカーメーカーのように、
『車の電動化』には、
それほど積極的じゃなかったんですね〜

というのも、
一般的にハイブリッドカーでは、
エンジンと同じ役割を果たすための
モーターが重要なのは分かります。

ただ、もしかすると
モーター以上に重要かも知れない
『バッテリー』のことを考えると、

その重量がネックとなるので、
『スポーツカーにはふさわしくない！』と、
世間に向けて常々そう言ってたんです。

ところが、、
世間には『煙（けむ）に巻く』
という言葉があるように、

実はエンジンとモーターを併用して、
車を走らせる『ハイブリッド・カー』を
着々と開発してたんですね・・

しかし、そこは同じイタリアのメーカー
『フェラーリ』を打ち負かしてやる！
というポリシーで創業されたランボルギーニです。

ただのハイブリッドカーを作るつもりは、
最初からありませんでした。

なので、そうやって出来上がった
ランボルギーニ製のハイブリッドカーには、
驚くことに
『バッテリー』が装着されていないんです！

もう一度言いますが、
ハイブリッドカーにとって命の
バッテリーが積まれてないんです・・

いやいや、それはおかしいでしょ〜

いくらラテン系だからといって、
情熱で電気が起きるはずもないんで、
バッテリーくらいは必要でしょ？（笑）

もしかして付け忘れじゃないの？

でも、、そうじゃないんです・・

じゃあ、
どうやってモーターに電気を送るの？と、
あなたも不思議に思いますよね？

そこで、
ランボルギーニが考えついたのは、

重たいバッテリーの代わりに、
電気を一時的に貯めるだけの性能に特化した
『コンデンサ』と呼ばれる部品を使って、
軽量化させることでした。

ちなみに、

これをパソコンに例えると、
データを保存するための装置を
ハードディスク（ＨＤＤ）から、
ＳＳＤ（フラッシュメモリー）に変えたような、
そんな感じだといえば分かりやすいのかも・・

ただ、
そうなるとパソコンと一緒で、今度は、
価格がべらぼうに高くなってしまうんですが、
（ちなみに１台で２億８千万円！）
そこもランボルギーニならでは、です。

『とりあえず６３台しか作れないけど、買う？』
みたいなノリで（これは僕の勝手な想像です。笑）

発表前にも関わらず、今回の６３台分は、
すでに抽選枠が埋まってるんだとか・・

まあ高級車だから、
こんなビジネスが通用するんでしょうけど・・

でも、ランボルギーニのおかげで、
バッテリーに頼らないハイブリッドカーが、
将来一般的になるかも・・そう考えたら、

最初はメチャクチャ高くなっても、
こういうチャレンジが必要なんですよね〜（笑）

関谷はやと

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