残念なお寺・・ 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

今朝、インターネットの
ニュース記事を読んでいたら、

ある寺の前住職と同居女性が、
寺所有の土地の売却代金を横領した、、
との廉(かど)で書類送検されるという、

まるで『週刊誌のネタか!?』と、
思わせるような記事がありました・・

でも、実はこの話って、たしか
今から5〜6年前に起きた出来事です・・

じゃあ何で今頃、って思ったんですけど、

たぶん、
ず〜っと調べてたんでしょうね・・

まあ、
お金に関する事件って、
それこそ世の中に溢れてるんで、
そっちの話題には、
僕はあまり興味が沸きません。

しかし!

そのお寺が、

戦国武将の『織田信長』と、
深い関わりのあるお寺だった・・となると、

放っておくわけにはいきませんよ!(笑)

という訳で、
その記事を詳しく読んでみました。

愛知県名古屋市にある
『桃巌寺(とうがんじ)』というこのお寺は、

織田信長の父、
信秀の墓があることで有名で、
建立したのは、信長の弟の信行です。

ただ、
時代は戦国の世、

たとえ兄弟といえども、2人は終生
敵味方のような関係だったことも、
歴史上では有名なエピソードですね。

また織田信長といえば、

幼少の頃からその破天荒さで、
『うつけ者』と呼ばれていて、
(一般的に関西ではアホ、関東ではバ○の意味、
その中間にある愛知県なのでうつけ者か!?・・笑)

信長が18歳の時に、

父信秀が亡くなった際の葬儀の席で、
仏前に抹香(まっこう)を投げつけた・・

というシーンを、
歴史もののドラマなどで
見た人も多いはずです。

ちなみに、
この『抹香投げつけ』があったのは、
いまお話ししている『桃巌寺』じゃなく、

織田家代々の菩提寺として、
同じ愛知県名古屋市にある
『萬松寺(ばんしょうじ)』というお寺です。

ところで、
歴史本などを読んでると、
織田信長という人物は、
うつけ者、破天荒というより、
どちらかといえば、

従来の慣習にとらわれない、
『奇想天外』な発想をする人
だったんじゃないかと思うんです。

つまり、
よく言えばアイデアマン、
悪く言えば常識知らず、、みたいな・・

その代表的な例として、
信長が41〜2歳の頃、近江の
(いまの滋賀県)琵琶湖ほとりに建てた、
『安土城』という
巨大な天守閣を持った城を築城する際、

そのあまりの大きさから、
土台となる石垣の『石』が、
当初予想してた数より、
はるかに不足してしまいました。

そこで信長は、
近江一帯にあった268院のお寺から、
石垣用の石として、
『墓石』を拠出すよう命じました・・

しかし、、
いくら石が足りないからって、
墓石を石垣に使うとは・・

まあ何ともクレイジーなことを
思いつきますよね〜

ただ、ものが墓石だけに、、
そう簡単に『はい、そうですか』と、
差し出せるはずがありません。

でもそのときに、

信長の取った行動がスゴいんです!

先ほどお話しした、
織田家菩提寺の『萬松寺』にある、
先祖代々の墓石を寺から持ち出し、

なんとそれを、
石垣の石として使わせたことで、

この話題が近江一帯にあるお寺に、
伝わっていくのを狙ったんですね〜

その結果、
信長の真意が伝わったのかどうか、、

そこまでは分かりませんが・・

ただ、あれほど渋っていたお寺から、

次々と墓石が差し出され、
石垣は完成したそうです・・

ところが現代はというと、

さっきのエピソードとは違うお寺ですが、

最初にお話しした
織田家ゆかりのお寺のニュース、

あの織田信長でさえも、さぞかし
残念に思ってるんじゃないでしょうかね〜

関谷はやと

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