2153万台! 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

ドイツの自動車メーカー

VW(フォルクス・ワーゲン)
から発売されている、

『ビートル』というモデルが、

2019年をもって、
生産終了を迎えることになったそうです。

日本では『カブトムシ』の愛称で
親しまれた『VWビートル』ですが、、

ちなみに、
初代のビートルが発売されたのは、
1938年と、

なんと今から80年前にまでさかのぼります。

そして2003年の
初代モデル終了までの65年間で、
2153万台もの生産をしたことで、
世界一売れた車だと言われてます。

平均すると年間約33万台!

この台数って、

昨年度スズキが国内で販売した、
全モデルを合計した台数の約半年分です。

なので、いかに多いかが分りますね・・

また現在販売されているモデルは、

1998年から『ニュー・ビートル』、
その後モデルチェンジし、
『ザ・ビートル』として販売されていて、

正確にいうと今回生産が終了するのは、

現行モデルの『ザ・ビートル』になります。

ところで、

初代ビートルが登場した当時の

ヨーロッパにおける自動車というのは、
希少かつ高価な乗り物でしたが、

将来を見据えた時に、
人やモノがもっと活発に動くためには、

誰もが購入できる価格の車と、
安心して遠くまで行ける道路が必要だ、

という基本構想(コンセプト)を
考えた指導者が現れました。

実は、、
そのコンセプトを考えたのが、
あのヒトラー氏だったんですね〜(驚)

そして、
ヒトラー氏のコンセプトを実現するために、
車の開発の指示を受けたのが、

当時ベンツから独立して
車の設計事務所をやっていた
若き日の『ポルシェ氏』でした。

ちなみに、
ヒトラー氏のコンセプトのもう一つ、

安心して遠くまで行ける道路というのが、

制限速度のない高速道路として有名な、
あの『アウトバーン』です。

ビートルの話題に戻ります。

実は三栄自動車にも過去に何台か、
ビートルが入庫したことがあって、

ただ、一番最近の入庫と言っても、、
すでに20年以上は経ってるはずなんで、、
もう昔話レベルですね・・(笑)

一番印象に残ってたのが、
『とにかく車重が軽い!』でした。

どのくらい軽いかというと、、
大人4人が十分に座れるスペースでありながら、

車重は今の軽トラック並み!といっても、

ぶんピンと来ないと思うんで、、(笑)

トヨタクラウンの約半分と言った方が、

分かりやすいですか・・

まあ、とにかく
そのくらい軽かったんですね〜

で、その軽さの理由のひとつが、

『空冷エンジン』と呼ばれる、
シンプルで部品点数の少ないエンジン、
だったんですが・・

そのせいで、その後、

先進国で急速に広まってきた、
排気ガス規制をクリアすることができず、

初代ビートルは、

活躍の舞台を南米ブラジルやメキシコに移し、
穀物から摂れるアルコール系燃料で走りながら、
最期を迎えました・・

そして現行のビートルも、、

車の電動化が進んだため、
エンジン車では対応できなくなった、

という理由で姿を消すことに・・

しかし、、
誕生して80年という歴史と、
2153万台という世界一の生産台数は、
ダテじゃありませんよ!

きっと何年後かに、
電気モーターを搭載した『ビートル』が、

新しい『カブトムシ』として、
僕たちの前に姿を見せてくれるはずです!

そう考えると、
生産終了という言葉の前に、

『ここで一旦は』と表現した方が、

ビートルにとっては
ふさわしいんじゃないのかなあ、

そう思いませんか?

関谷はやと

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