貿易戦争って、、マジですか!?最終回 

From:関谷はやと

プライベート・デスクにて。

前回のメルマガでは、

アメリカの経済政策である、
『輸入制限』のため、

日本で作られるアメリカ向けの自動車には、

何と25%もの割増しの関税が、

かけられるかも知れない・・

そして、もしそうなった場合、

トヨタだけでも4620億円の金額になる、

というところまででしたね。

ちなみに、

この4620億円って、そもそも、

関税という名目の、あくまで『税金』なんで、

細かい話を抜きでいうと、

全額アメリカ合衆国の収入です!(驚)

となると、、

アメリカにとってトヨタは、

前回お話しした、超大幅減税の財源を
用立ててくれる企業なんで、

結果としては評価され(るはず)ます。

じゃあ、それだと、

トヨタの本社がある日本では、
一体どうなるんか?という

新たな疑問が沸いてきますよね?

そこで、

トヨタの売上が前期と同じだったとしたら、、

すでにアメリカで、
25%増しの関税(税金)を納めてるんで、

その分、
今まで日本に納めてた税金のうち、
4620億円が控除される計算です。

つまり、
トヨタにとってみれば、
納税先が日本からアメリカに移った、、
というだけの話なんで、

収益面だけを見ると、

実は何も変わらないことになりますね(驚)

となると、

日本の税収が減って困るのは、

税金からのサービスを
直接受けている僕たちなのかも・・(泣)

なので、

この一連の駆け引きの結果しだいで、
僕たちの暮らし向きに、
大きく影響を及ぼすことから、

『貿易戦争』と呼ばれてるんです!

でも、この手の話って、実は、

30年くらい前にも起きていて、

その時は、

完成車には割増の関税をかける、

というルールだったことから、

じゃあ
ボディーとエンジンを分けた状態で輸出して、

現地で組み立てりゃいいだろ!?と、

通称『ノックダウン』と呼ばれる、

ウルトラC級(笑)の離れ業で、

折り合いをつけたんですよ・・

さて今回、日本は、

どんな離れ業を見せてくれるでしょうか。

まあ、

もし僕がトヨタの社長だったら、

日本政府から『アメリカの国債』を買って、

それを関税の支払いに充てますよ・・

そうすれば、

今まで通り、
4620億円のお金はアメリカに渡らず、

日本に残ることになりますからね〜

しかし、ここで問題が・・

実際には、そう発言した途端に僕は、

この世からいなくなってしまうでしょう・・

下手な怪談よりも怖い、、

『貿易戦争』のお噺(はなし)でした!(笑)

関谷はやと

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