せっかくホメたのに・・まったく、
From:関谷はやと
三栄自動車の事務所にて。
昨日のメルマガで、
広島県に本社がある自動車メーカーの
『マツダ』がサウジアラビアの国営石油会社と、
共同でエンジン車用燃料の研究を開始する、
という話題をお話ししました。
ちなみにヨーロッパでは、
各国が10〜30年後をめどに、
車の動力をエンジンから電動化する、
という流れになってる中でのチャレンジです。
そんな訳で、昨日僕が、
マツダのチャレンジングな経営スタイルを
『いいね!』と持ち上げたばかりなのに、、
何とその日に、
マツダのほかスズキ、
そしてバイクメーカーのヤマハの3社が、
完成車の『排気ガス・燃費測定』を
国土交通省の定めた方法で実施してなかった、
というニュースが出たんです!
ただ、、直接安全性に関わるとか、
燃費データを書き換えたりとか、
有害な排気ガスを
大気に放出してるという訳じゃないんで、
たちまち、
『リコール』が必要でもありません・・
なので、
同じ話題でも、
取り扱うメディアによって、
様々な表現となっています。
一般メディアの方は、
今回の件が、
技術的にどうこうというのは、
まず判断しようがないんで、
内容にはあまり触れず、とにかく
『不正は不正やろ!』という感じから、
さらに拡大されて、
自動車業界だけじゃなく、
もっと広く日本の製造業全体に対しても、
厳しい見解を出していました・・
しかし、、
技術系メディアの方は、
そもそも車に限らず、国際的に見ると、
日本が定めている検査方法自体が、
今の製品にマッチしていないんじゃないか?
という、逆の見解です・・
まあ、技術系メディアにとったら、
広告費を出してくれるメーカーは
『お客様』なんで、
あんまり厳しいことは言いたくないんでしょう・・
となると、、最終的には、
実際に車に乗っているユーザー自身が、
『この報道をどう受け止めるか?』
にかかってくると思うんですね。
そこで重要なのは、
当事者であるメーカーの経営者が、
今回の指摘をどこまで重要視し、
そして次に活かすつもりなのか?
というのを、
ユーザーに向けて示されているかどうか?です。
なので
もう、こうやって報道されると、
ユーザーが持つ、製品に対する
イメージの問題になってくるんですよね〜
なのに!
マツダの経営陣のコメントを見ると、
『重く受け止めている』・・これは〇
『意図的ではないので・・』・・これも、
全ての検査方法が
明文化されてる訳じゃないんで、
『そこまでの認識はなかった』
という意味でいえば、まあ〇でしょう・・と、
ここまでのコメントにしときゃ良いものを、
火に油を注ぐように、
『不正とは考えていない・・』と、
あろうことか記者会見の席で、
コメントしてしまったんですね〜
これはダメです、僕もガックリです・・
たぶん、、
このコメントが口に出た背景には、
『燃費技術のことなら、
自分たちが一番良く解ってるんだぞ!』
という考えが根底にあるんでしょうね・・
これが普段なら、
『自信』とか『自負』になって、
製品を開発するときには、
良い方向に作用するんでしょうけど、、
今回みたいに、
謝る時には言っちゃダメなんです!
なので、
『重く受け止めた』のであれば、
本当に重たいものを持ってるような、
しんどそうな顔をしてれば、
周囲はそれで許してくれるはずなのに・・
まあ、技術系の人にありがちな、
ある意味『頑固』というか
『ナントカ真面目』というか・・(笑)
とにかく、そこはチャレンジ精神を
出すところじゃありません。
関谷はやと
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