マツダの挑戦 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

今朝の新聞記事です・・

広島県に本社がある自動車メーカーの
『マツダ』が、

サウジアラビアの国営石油会社
『サウジアラムコ社』と共同で、

自動車用燃料の研究を開始する、
というニュースが出ていました。

ちなみに、

サウジアラムコ社って、
石油では世界一の規模を誇るらしく、

その会社と一緒に、
より燃費と環境性能に優れた車を作るために、

マツダの方は専用のエンジン、

サウジアラムコ社は専用の燃料を、

という具合に手を組むことで、
電動車よりも性能の良い車を作ることができれば、

エンジン車が活躍できる場面も、
まだまだあるぞ!というのが証明できますよね。

でも世界中が、

『これからの車は電動化だ!』

と叫んでる中で、
腰を据えて燃料の研究をやるって・・

いや〜、マツダって会社は、
大胆なチャレンジと真面目さを一つにした感じで、
とてもいいですね〜(笑)

ところで、
マツダという自動車メーカーは、
トヨタとも提携していることから、

『トヨタのエンジン開発部門』
的な側面も持っています。

その面から見てもマツダって、、

いまお話ししたように、

世界中の国々と自動車メーカーが、
『車の電動化』に向けて動いてるのと、
逆行してる感じがしますが・・

でも実は、
電動化と並行して進んでいるんですね〜

なぜなら、

もし電動化が立ち行かなくなったとしても、
エンジン車のバリエーションを持ってれば、
それで生き残って行けます・・

というのも、車の電動化って、

僕たち車に乗ってる者からすると、

燃料(電気)代が圧倒的に安いのが魅力です。

また、電気を作るコスト、
つまり発電するのも、発電方法によっては、
石油より有利なのもあります。

しかし!

電気を運ぶ(送る)には、
大量の電線が必要なんですね〜

ちなみに電線の材料には、銅を代表に
様々な種類の金属が使われてるんで、

当然金属の産出国も様々な国に分かれてるんです。

すると・・

ある国に何かが起きて、

その金属が手に入らないとか、
価格が暴騰したりすると、

それだけで、
石油からエンジンの燃料を作るコストを
大きく上回ってしまいますよね。

まあ石油でも同じことが言えますが、

調達が一国限りで済むんで、

コスト面では有利でしょうね・・

こういう仕組みを

『Well to Wheel(井戸から車輪へ)』
と呼んでいて、

現代のクルマ社会は、

人の移動や物流で車を走らせるために、
必要なコストや環境に与える影響を、

総合的に考える時代に入ってるんですね〜

まあ、そうは言っても、

やはりビジネスなんで、
国際的な駆け引きや企業間の競争もあり、

一口にエンジン車と電動車とで、
『どっちの方がいい』と
決まらないのが実際のところです・・

なので、いま現在は、

『どっちが主導権を持つか!?』に、

世界中が注目している、という感じですね〜

関谷はやと

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