センチュリー 

From:関谷はやと

プライベート・スペースにて。

つい先日トヨタから、
運転手つきの方のタイプの高級車
『センチュリー』が、
フルモデルチェンジを行いました。

このセンチュリー、
1967年に初代モデルが登場して以来、
高度な技術を習得した職人による、
『手作り』にこだわった車です。

しかも50年以上経っていながら、
今回のモデルチェンジで、

ようやく『3代目・・』です。

そう聞くと、なんか、
歌に合わせて踊り出しそうですが(笑)

しかし
センチュリーは落ち着いてますよ!

ところで、

実は僕が以前、
自動車製造メーカーで仕事をしてた頃、
このセンチュリーの製造現場を
目にする機会に恵まれたことがありました。

今からおよそ30年前の
昭和62年から63年にかけてのこと、

当時は神奈川県の横須賀市にある、
『関東自動車工業』という、

トヨタ関連の製造会社で
センチュリーは作られてました。

ちなみに、

その当時でも大量生産車は、
治具(じぐ)と呼ばれる専用設備や、
ロボットを多用して、

1日あたり
300台とか500台とか、
そのくらいの台数を生産してたのに対して、

センチュリーは、

たしか2日か3日で、やっと1台・・

手工具やガス溶接機を手にした職人さんが、

型取られた鉄板を、
手際よく組み立てている様子は、

このギャップだけでも、
僕にとっては全く違う世界でしたよ。

ちなみにこの頃は
『初代』のセンチュリーでした。

また、
直接関係はありませんが、

センチュリーを作ってた場所って、
横須賀軍港がある入り江のすぐ上にあって、、

運が良ければ
巨大な『潜水艦』を見ることができるんで、

そんな環境にいると、
身体と頭を使って『仕事するぞ〜!』
という気分になってしまう僕は、

いま考えても、
かなりの変態だったかも知れませんね(笑)

そんな、
かなりコアな思い出がある、
センチュリーも今回のモデルから、

ハイブリッドカーになったそうです。

これも時代の流れですね・・

最後に、

センチュリーに乗るお客様って、
ほとんどが企業関係とか政治家の方々です。

それでも購入するときは、、

『ディーラー』と呼ばれる、
地元地域の販売店を通じてです。

しかし、

僕が当時聞いた話では、

皇室に納める時だけは、
車を作ってる『メーカー』から、

直接納車され、

その後のメンテナンスも、
直接メーカーが行なってたそうです。

なので、

もし今でも当時のスタイルのままなら、

新型センチュリーが、

この先、
皇室に納められるようになると、

当然、トヨタの社長が、

いちセールスマンのように、
『じゃあ、どうぞ』みたいに、
車のキーを渡したりするんでしょうかね?

そう考えると、
世界を代表する、
自動車メーカーの社長だといっても、

何となく
親しみが沸いてくると思いませんか?(笑)

関谷はやと

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