ごめんトヨタ・・
From:関谷はやと
三栄自動車の事務所にて。
ロシアでは、
日本時間の14日深夜から、
サッカーのワールドカップが開催され、
熱戦が繰り広げられてますが、
自動車レースの方でも、
いよいよ今日からフランスで
『ル・マン24時間耐久レース』の
決勝戦が始まります!
ちなみに昨年は、
日本のトヨタチームが、
始終トップで走行しながらも、
レース途中でマシントラブルによるリタイヤ、
結局、レース運びを熟知していた
ドイツのポルシェが、
自車のマシントラブル復旧時に、
タイムを縮めるよりも完走を、
という確実性を選んだことが奏功して優勝
そんなレースでした・・
で、今回は何としてもポルシェに勝って、
ぜひ優勝したいトヨタだったんですけど、、
しかし!
その肝心なポルシェが、
今年から電気自動車レース(フォーミュラE)
の方に注力したい、とのことで、
今年のル・マン24時間には出場しないんだとか・・
これって、まるで・・
2014年の冬季ソチ・オリンピック
フィギアスケート個人戦で、
羽生結弦選手と競わずして棄権した、
ロシア代表のプルシェンコ選手か、
2008年北京オリンピックの
110mハードルで、
地元の注目と大歓声を受けつつも、
スタート直後に棄権した、
中国の劉翔(りゅうしょう)選手みたいに、
トヨタにとってみれば、
『えっマジか!?』な感じですよね〜
でも逆にいえば、
昨年の優勝チームが不在なだけに、
『優勝して当たり前』
しかも圧倒的な速さで優勝しないと・・
というプレッシャーを感じてるはずです。
まあ、
スポーツマン・シップ的な見方をすれば、
出場を取りやめたポルシェが、
『ごめんトヨタ・・』と思ってるんじゃないか?
そう受け取りたいんですけど・・
実情はそうじゃなく、
さっきもお話ししたように、
昨年まで
トヨタ、ポルシェとも開発に注力してた
『ハイブリッド・カー』から、ただ単に
電気自動車(EV)に絞られただけなんですね〜
つまり、
スポーツカー・メーカーの
ポルシェにとってみれば、
最初から
『レース』が市販車と直結した形で、
ビジネスをやってるので、
これからのスポーツカーの方向性が、
EVじゃないのかと判断したら、
そっちに向かうのが当然です。
しかし、トヨタの方は、、
今でこそ高級スポーツカーを造ってますが、
『レース』がそのまま、
市販車に直結してる訳じゃなく、
どっちかというとレース活動が、
『広告・宣伝』的な役割をしてるんで、
どうしても、
ル・マンという『イメージ』の方に、
意識が向いてしまいます・・
ポルシェのように、
スポーツカーというカテゴリーで、
トップを獲るためにレースに出るのか?
トヨタのように、
『ル・マン』でトップを獲るために、
レースに出るのか?
この違いこそが、
なぜポルシェはレースで圧倒的に強いのか?
の理由だと思います。
関谷はやと
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