ー５°Ｃ　

From:関谷はやと

プライベート・デスクにて。

５月も終わりに近づいたからか、
昼間の気温が急に上がり始めて、
一気に夏になったような気がします。

そんな中、
インターネットニュースを見てたら、

『氷点下自販機』の話題が載ってました。

どんなのかと言うと、

普通の自販機だったら、
たとえ夏場でも、せいぜい
１０°Ｃ以下程度の温度設定ですが、

『氷点下自販機』の場合はマイナス５°Ｃと、
文字通り、氷点下の温度設定です。

この自販機を展開してるのは、
ベストセラー飲料水『三ツ矢サイダー』
を売っているアサヒ飲料ですが、

氷点下で冷やしてるため、
詮を開けた途端、一気に凍り始めて、

シャリシャリの感覚が楽しめるという、

エンターテイメント性を持たせた、
オモシロ自販機なんですね〜(笑)

そういや、この１０年近く、

あちこちにコンビニが出来たせいで、
あおりを受けてしまったものの１つが、

今お話ししてる『自販機』です。

ちょっと思い出してみて下さい・・

それまであったはずの『自販機』が、
いつの間にか撤去されていた・・

そんな光景が、
日本中の至る所で起きてるんです。

ちなみに、それまでの自販機って、

単に飲料水を『いつでも・どこででも』
買えるようにするのが目的でしたし、

それでボリュームも確保できてました。

しかし、、

消費者の生活スタイルの変化に合わせるように、

飲料水を売ってる場所が、
自販機からコンビニに代わって、

あっという間に激減してしまいました。

なのに！

それを敢えて、

『氷点下自販機』のある場所まで、

わざわざ買いに来させるという、
逆転の発想がスゴイ。

『アサヒ飲料』の取り組みって、

今どきの消費者が自販機に、
『何を求めてるか？』っていうのを、

すごく真面目に考えてると思います。

つまり、
単に水分を取るために、
自販機で飲料水を買うんじゃなく、

『飲む』という行為を楽しむために、
自販機で買うんです。

いや〜、、
こんな新しいジャンルを
生み出すことが出来るアサヒ飲料って、

もしかしたら、この先、

自販機飲料水の
トップブランドになるかも知れませんね〜

関谷はやと

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