ギブソン 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

今日のインタネットニュースに、

世界的に有名な楽器メーカーの
『ギブソン社』が、
アメリカ連邦破産法の適用を申請したそうです。

つまり、ビジネスを進めていく上での
『資金繰り』がうまく行かなくなった・・
ということです。

ちなみに、
『ギブソン』といえばギターってことくらいは、
僕だって知ってますよ!(笑)

またギブソンのギターは、

世界中の名だたるギタリストや、
ミュージシャンに限らず、
多くのファン・愛用者がいる楽器です。

まあ、一つのブランドですね〜

しかし、
そこまでファンに支持されていながら、
じゃあ何で『経営破たん』したのか?

考えてみると不思議ですよね・・

という訳で、
ニュースを読み進めていくと、

ビジネス規模拡大のため、
音響や販路拡大に関連する企業を次から次へと、
買収に次ぐ買収を重ねたあげく、

とうとう、
550億円もの負債を抱えてしまったそうです。

そこで、
こうなった原因を僕なりに考えみると、

ギブソンは、
多くのファンの声に応えようとするあまり、

例えば、
良い音の楽器を作るのに必要な技術を、

どっか別の企業が持っているとしたら、

『自社にはない技術だから取り入れよう・・』
とか、

大規模な設備投資をして、
楽器を低コストで大量に作れば、
『より多くの人に使ってもらえる・・』とか、

そんな目的のための、
『企業買収』だったんだと思いますが、

ただ、そうは言っても、
買収した全ての企業のパフォーマンスを、
100%活かしきれるか?っていうと、

そんなの無理に決まってますよね・・

結局ギブソンって、あれやこれやと、
欲張り過ぎたんじゃないかと思います。

しかし、世の中には、
これと似たような話が、けっこうたくさんあって、

例えば美味しいと評判だったお店が、

多店舗化したり大規模なお店に改装した途端、

お店そのものの運営(オペレーション)の、
品質が落ちてしまって、

同時にお店の評判も落ちてしまった・・

とか、よく聞く話でしょう?

でも、同じことをやって、
うまくいってるお店もありますし、

ギブソンのように、
世界的なビジネスをやってる企業でも、
うまくいってる例はたくさんありますよね・・

何でやろう、、と考えたところ、

その理由の1つに・・
『調和のとれたスピード』が大切なんだと、

僕自身も、
この最近になって、ようやく分かりました。

なので、ギブソンの場合でいうと、

設備投資に頼り過ぎずに、

職人さんの手作業を大切にするとか、

お客様にも、
1年とか2年待ってもらってでも、
良いギターをコツコツていねいに作る、

そういうスタイルを続けていれば、

今回のようにならずに済んだはずです。

それを証明するかのように、

ギブソンは今後の経営再建策として、

『楽器製造は続けるが、海外事業は撤退する』

という方針を発表してるそうです・・

関谷はやと

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