ジンベエザメ 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

春一番が吹いたあとの桜前線と一緒に、

『黄砂』がやって来る季節になりました。

中古車を販売してるお店にとって、

この黄砂には、とても悩まされるんです!

というのも、
さっき洗車したばかりでも、容赦なくやって来て、

すると、
黄砂が薄っすらと積もったボディーの表面は、
『ジンベエザメ』のような模様になってしまうんです!

しかも、、何ていうんですかね・・
ここ数年の黄砂は、粒が細かいのかどうか、

まるで粘土パウダーを
車のボディーにふりかけたような感じなんです!

なので、水をかけても粘ってくるんで、
とても洗いにくいんです!

オイっ!

車はケーキじゃないぞ、ですよね〜

まったく・・(怒)

ところで、、
ケーキといえばパウダー状の砂糖や、
チョコレートなどをふりかけるのと一緒に、

絞り機を使ってクリームをのせますよね。

黄砂から始まって、
クリーム絞り機のことを考えてたら、

ちょうどのタイミングで、

インターネットニュースに、
『3Dプリンター』を使った
小さな家を作る装置が紹介されてました。

どんなものかというと・・

カニの脚みたいな形をした『枠』に、
ケーキにクリームをのせる時の
『絞り機』みたいなのを装着して、

その絞り機に入れた粘土とかコンクリートを、

土台の上に絞り出して、それを重ねながら、
壁や床を造形していくんですね。

なので、従来の家のように、
壁板の上に材料を塗るんじゃなく、

また、最近の家のように
パネルを組み立てるのでもなく、

プログラムされた設計図にしたがって、
粘土やコンクリートを自動で絞り出すだけなんで、

人の手がかからないため安く、
しかも短時間で作れるんだそうです。

ちなみに、
海外の機械メーカーが作った装置ですが、

記事によると、この装置は、
発展途上国で暮らす貧困層10億人を
『助けるため』に作ったんだとか・・

そこで、材料となる粘土やコンクリート
(に近い材料)は現地で産出されるものを使い、

機械の操縦をするのも現地の人たち・・

なので、
これで万事うまく行きそうな感じですが、

でも・・よ〜く考えたら、、
この『3Dプリンター』って誰が買うんでしょうね?

10億人分の家を作るんですから、

それこそ数百台、数千台の機械が必要です・・

しかし、ハッキリ言って発展途上国には、
『お金などありません!』となると、、

じゃあ発展途上国に、
機械の購入代金を貸し付けるんでしょうか?

でも貸したお金って、
ちゃんと返ってくるのかなあ・・

家を作ってあげるのも大事ですが、

『家の作り方』を教えるのも、

同じくらい大事じゃないかと思います。

ただ、その人たちって、たぶん、
字も読めなけりゃ、計算もできないはずです。

となるとやっぱり、取りあえずは、
雨露をしのぐための家が必要で、
そこで学問を身に付ける方が先なのかと・・

日本に住んでると、

そんなことに気づかないままでも、
勉強できる環境が手に入るんですから、

それって、
とても幸せなことなんだと思いますね〜

ジンベエザメ模様になった車のボディーを眺めてたら、

ふと、そんなことが頭の中をよぎりました。

関谷はやと

***********************

メールマガジン【三栄自動車のメルマガ】

発行責任者:関谷はやと (三栄自動車整備工場)

〒790-0054 愛媛県松山市空港通2丁目14番7号
ホームページ:  https://3ei-j.com/
メールアドレス: info@3ei-j.com

***********************

メルマガの配信を解除される方は、
コチラをクリックして下さい。

http://abaql.biz/brd/55/3ei-jseibi/mail_cancel.php?cd=05rtLFeSX90Bk1

愛媛・松山のレンタカー・車検整備・板金・塗装なら
三栄自動車!
TEL:089-972-1082 受付時間 9:00-19:00
(祝祭日は9:00-17:00/但しサービス工場は休業)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です